総費用 $TC = X^3 - 8X^2 + 30X + 5$ が与えられたとき、平均可変費用 $AVC$ を求め、$AVC = (8)X^2 - (9)X + (10)$ の形で表したときの $(8)$, $(9)$, $(10)$ に入る数字を求めよ。特に、問題では $(10)$ に入る数字を答えることを要求している。

応用数学総費用平均可変費用経済学
2025/5/30

1. 問題の内容

総費用 TC=X38X2+30X+5TC = X^3 - 8X^2 + 30X + 5 が与えられたとき、平均可変費用 AVCAVC を求め、AVC=(8)X2(9)X+(10)AVC = (8)X^2 - (9)X + (10) の形で表したときの (8)(8), (9)(9), (10)(10) に入る数字を求めよ。特に、問題では (10)(10) に入る数字を答えることを要求している。

2. 解き方の手順

まず、可変費用 VCVC を求める。総費用 TCTC は可変費用 VCVC と固定費用 FCFC の和で表される。
TC=VC+FCTC = VC + FC
与えられた総費用 TC=X38X2+30X+5TC = X^3 - 8X^2 + 30X + 5 において、XX に依存しない項が固定費用 FCFC である。つまり、FC=5FC = 5 である。
したがって、可変費用 VCVC
VC=TCFC=(X38X2+30X+5)5=X38X2+30XVC = TC - FC = (X^3 - 8X^2 + 30X + 5) - 5 = X^3 - 8X^2 + 30X
平均可変費用 AVCAVC は、可変費用 VCVC を生産量 XX で割ったものである。
AVC=VCX=X38X2+30XX=X28X+30AVC = \frac{VC}{X} = \frac{X^3 - 8X^2 + 30X}{X} = X^2 - 8X + 30
したがって、AVC=X28X+30AVC = X^2 - 8X + 30 となる。
問題文の形 AVC=(8)X2(9)X+(10)AVC = (8)X^2 - (9)X + (10) と比較すると、
(8)=1(8) = 1, (9)=8(9) = 8, (10)=30(10) = 30
求めるべきは (10)(10) に入る数字なので、3030 が答えである。

3. 最終的な答え

30

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