(1) $a$ を実数の定数とする。2次方程式 $x^2 + 4ax + 8a^2 - 20a + 25 = 0$ が実数解をもつときの $a$ の値と、その時の解 $x$ を求める。 (2) $k > 0$ とする。2次方程式 $x^2 + kx - (k-1) = 0$ が異なる2つの実数解をもつときの $k$ の値の範囲を求める。また、この方程式の1つの解が $-3$ であるときの $k$ の値と、もう1つの解を求める。
2025/5/30
## 数学の問題の解答
1. 問題の内容
(1) を実数の定数とする。2次方程式 が実数解をもつときの の値と、その時の解 を求める。
(2) とする。2次方程式 が異なる2つの実数解をもつときの の値の範囲を求める。また、この方程式の1つの解が であるときの の値と、もう1つの解を求める。
2. 解き方の手順
(1)
2次方程式が実数解をもつためには、判別式 である必要がある。
を解く。両辺を で割ると
よって、 のとき、判別式 となり、重解を持つ。
(2)
2次方程式が異なる2つの実数解をもつためには、判別式 である必要がある。
を解くと
より、 である必要がある。
つまり
を方程式 に代入すると
方程式は
もう1つの解は
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) , , もう1つの解は