2桁の整数があり、十の位の数と一の位の数の和が6である。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の整数は、元の整数より18小さくなる。元の整数を求めよ。

代数学連立方程式整数文章題
2025/5/31

1. 問題の内容

2桁の整数があり、十の位の数と一の位の数の和が6である。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の整数は、元の整数より18小さくなる。元の整数を求めよ。

2. 解き方の手順

元の整数の十の位を xx、一の位を yy とすると、
* 十の位の数と一の位の数の和は6であることから、
x+y=6x + y = 6
* 元の整数は 10x+y10x + y であり、十の位と一の位を入れ替えた整数は 10y+x10y + x である。
* 入れ替えた整数は元の整数より18小さいことから、
10y+x=10x+y1810y + x = 10x + y - 18
整理すると、
9y9x=189y - 9x = -18
両辺を9で割ると、
yx=2y - x = -2
2つの式が得られた。
x+y=6x + y = 6
yx=2y - x = -2
連立方程式を解く。
x+y=6x + y = 6
x+y=2-x + y = -2
2つの式を足すと、
2y=42y = 4
y=2y = 2
x+y=6x + y = 6y=2y = 2 を代入すると、
x+2=6x + 2 = 6
x=4x = 4
元の整数は 10x+y=10×4+2=4210x + y = 10 \times 4 + 2 = 42 となる。

3. 最終的な答え

42

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