2桁の整数があり、十の位の数と一の位の数の和は10です。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の整数は、元の整数より36小さくなります。元の整数を求めなさい。

代数学連立方程式整数文章問題
2025/5/31

1. 問題の内容

2桁の整数があり、十の位の数と一の位の数の和は10です。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の整数は、元の整数より36小さくなります。元の整数を求めなさい。

2. 解き方の手順

元の整数の十の位の数をxx、一の位の数をyyとします。
問題文より、以下の2つの式を立てることができます。
* 十の位の数と一の位の数の和は10である:
x+y=10x + y = 10
* 十の位と一の位を入れ替えてできる整数は、元の整数より36小さい:
10x+y(10y+x)=3610x + y - (10y + x) = 36
2つ目の式を整理します。
10x+y10yx=3610x + y - 10y - x = 36
9x9y=369x - 9y = 36
両辺を9で割ります。
xy=4x - y = 4
これで連立方程式ができました。
x+y=10x + y = 10
xy=4x - y = 4
2つの式を足し合わせます。
(x+y)+(xy)=10+4(x + y) + (x - y) = 10 + 4
2x=142x = 14
x=7x = 7
x=7x = 7x+y=10x + y = 10に代入します。
7+y=107 + y = 10
y=3y = 3
したがって、元の整数の十の位は7、一の位は3です。元の整数は10x+y10x+yなので、
107+3=7310*7 + 3 = 73

3. 最終的な答え

73

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