まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=−3x2−2x+c=−3(x2+32x)+c=−3(x2+32x+91−91)+c=−3(x+31)2+31+c よって、放物線の頂点の座標は (−31,31+c) です。 定義域 −1≤x≤0 の範囲で考えます。 軸 x=−31 は定義域 −1≤x≤0 の中にあります。 また、この放物線は上に凸であるため、頂点で最大値をとり、最小値は定義域の端点のどちらかでとります。
x=−1 のとき、 y=−3(−1)2−2(−1)+c=−3+2+c=−1+c x=0 のとき、 y=−3(0)2−2(0)+c=c 軸 x=−31 が定義域内にあるため、 x=−1 と x=0 における y の値を比較し、小さい方が最小値となります。 x=−1 のとき y=c−1 で、x=0 のとき y=c であるから、c−1<c であり、x=−1 のとき最小値をとります。 したがって、−1+c=1 となるので、 c=2 です。