P, Q, R の3本の果樹があり、Rには35個の実がなった。PとQの差はQとRの差に等しい。3本の合計は126個である。このとき、Qになった実の数を求める。

代数学方程式連立方程式文章問題
2025/5/31

1. 問題の内容

P, Q, R の3本の果樹があり、Rには35個の実がなった。PとQの差はQとRの差に等しい。3本の合計は126個である。このとき、Qになった実の数を求める。

2. 解き方の手順

P, Q, R の実の数をそれぞれ p,q,rp, q, r とおく。問題文より、以下のことがわかる。
* r=35r = 35
* pq=qr|p - q| = |q - r|
* p+q+r=126p + q + r = 126
ここで、p,q,rp, q, r の大小関係は不明だが、ppqq の差は qqrr の差に等しいので、
pq=qrp - q = q - r または pq=(qr)p - q = -(q - r) が成り立つ。
もし pq=(qr)p - q = -(q - r) なら、p=r=35p = r = 35 となる。このとき、p,q,rp, q, r の個数はそれぞれ異なるとあるので、pq=qrp - q = q - r
pq=qrp - q = q - r を変形すると、
p=2qrp = 2q - r
p=2q35p = 2q - 35
p+q+r=126p + q + r = 126r=35r = 35 を代入すると、
p+q+35=126p + q + 35 = 126
p+q=91p + q = 91
p=2q35p = 2q - 35p+q=91p + q = 91 に代入すると、
(2q35)+q=91(2q - 35) + q = 91
3q=1263q = 126
q=42q = 42
q=42q = 42p=2q35p = 2q - 35 に代入すると、
p=2(42)35=8435=49p = 2(42) - 35 = 84 - 35 = 49
よって、p=49,q=42,r=35p = 49, q = 42, r = 35
p,q,rp, q, r の個数はそれぞれ異なる。
pq=4942=7|p - q| = |49 - 42| = 7
qr=4235=7|q - r| = |42 - 35| = 7
p+q+r=49+42+35=126p + q + r = 49 + 42 + 35 = 126
したがって、QQ になった実は42個。

3. 最終的な答え

42

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