a)
i) ベクトルの内積は、対応する成分の積の和で計算される。
A⋅B=AxBx+AyBy+AzBz ii) ベクトルの外積は、以下の行列式で計算される。
B×A=iBxAxjByAykBzAz =(ByAz−BzAy)i−(BxAz−BzAx)j+(BxAy−ByAx)k iii) ベクトルの発散は、ナブラ演算子とベクトルの内積で計算される。しかし、問題文ではB の成分のみが与えられており、B が座標の関数として定義されていないため、ここでは divB は定義できない。もし B が位置 r=xi+yj+zk の関数 B(x,y,z) なら、 divB=∂x∂Bx+∂y∂By+∂z∂Bz となる。 b)
ナブラ演算子 ∇ は以下のように定義される。 ∇=∂x∂i+∂y∂j+∂z∂k スカラー関数 ϕ(x,y,z) の勾配は、ナブラ演算子とスカラー関数の積で計算される。 gradϕ=∇ϕ=∂x∂ϕi+∂y∂ϕj+∂z∂ϕk ベクトル関数 A(x,y,z) の発散は、ナブラ演算子とベクトル関数の内積で計算される。 divA=∇⋅A=∂x∂Ax+∂y∂Ay+∂z∂Az ベクトル関数 A(x,y,z) の回転は、ナブラ演算子とベクトル関数の外積で計算される。 rotA=∇×A=i∂x∂Axj∂y∂Ayk∂z∂Az =(∂y∂Az−∂z∂Ay)i−(∂x∂Az−∂z∂Ax)j+(∂x∂Ay−∂y∂Ax)k