長さが等しい列車Aと列車Bがあり、BはAの1.5倍の速さで走る。AとBがすれ違うのに10秒かかる。また、列車Aは長さ950mの鉄橋を渡り始めてから渡り終わるまでに60秒かかる。列車Aの長さと秒速をそれぞれ求める。
2025/5/31
1. 問題の内容
長さが等しい列車Aと列車Bがあり、BはAの1.5倍の速さで走る。AとBがすれ違うのに10秒かかる。また、列車Aは長さ950mの鉄橋を渡り始めてから渡り終わるまでに60秒かかる。列車Aの長さと秒速をそれぞれ求める。
2. 解き方の手順
まず、列車Aの長さを [m]、列車Aの速さを [m/s] とおく。
列車Bの速さは [m/s] と表せる。
AとBがすれ違うのに10秒かかることから、相対速度を用いて次の方程式が成り立つ。
… (1)
列車Aが長さ950mの鉄橋を渡り終えるまでに60秒かかることから、次の方程式が成り立つ。
… (2)
(1)を(2)に代入する。
[m/s]
を (1)に代入する。
[m]
したがって、列車Aの長さは250m、秒速は20m/sである。
3. 最終的な答え
列車Aの長さ: 250m
列車Aの秒速: 20m/s