まず、対数の性質を利用して、左辺をまとめます。対数の和は、真数の積になるので、
log2(x+2)+log2x=log2((x+2)x) よって、与えられた方程式は、
log2((x+2)x)=3 次に、対数の定義より、
(x+2)x=23 展開して整理すると、
x2+2x=8 x2+2x−8=0 この二次方程式を解きます。因数分解すると、
(x+4)(x−2)=0 したがって、x=−4 または x=2となります。 ここで、対数関数の真数は正でなければならないという条件を考慮します。
log2(x+2) が定義されるためには x+2>0、つまり x>−2 が必要です。 log2x が定義されるためには x>0 が必要です。 よって、x>0 でなければなりません。 x=−4 は x>0 を満たさないので、解として不適です。 x=2 は x>0 を満たすので、解として適します。