直線 $y = -\frac{1}{2}x + 4$ 上の点Pのx座標が $a$ である。点A, Bはそれぞれこの直線とx軸、y軸との交点である。点Qは点Pからx軸に垂線を下ろした時の交点である。点Pが線分AB上にあって、台形BOQPの面積が15cm$^2$のとき、点Pの座標を求めなさい。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。

幾何学座標直線台形面積二次方程式
2025/5/31

1. 問題の内容

直線 y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4 上の点Pのx座標が aa である。点A, Bはそれぞれこの直線とx軸、y軸との交点である。点Qは点Pからx軸に垂線を下ろした時の交点である。点Pが線分AB上にあって、台形BOQPの面積が15cm2^2のとき、点Pの座標を求めなさい。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。

2. 解き方の手順

まず、点Aと点Bの座標を求める。
点Aはx軸との交点なので、y=0y=0を代入する。
0=12x+40 = -\frac{1}{2}x + 4
12x=4\frac{1}{2}x = 4
x=8x = 8
よって、点Aの座標は(8, 0)。
点Bはy軸との交点なので、x=0x=0を代入する。
y=12(0)+4y = -\frac{1}{2}(0) + 4
y=4y = 4
よって、点Bの座標は(0, 4)。
点Pのx座標は aa なので、y=12a+4y = -\frac{1}{2}a + 4より、点Pの座標は(a,12a+4)(a, -\frac{1}{2}a + 4)
点Qの座標は(a,0)(a, 0)
台形BOQPの面積は、(上底 + 下底) × 高さ ÷ 2 なので、
(4+(12a+4))×a÷2=15(4 + (-\frac{1}{2}a + 4)) \times a \div 2 = 15
(812a)×a=30(8 - \frac{1}{2}a) \times a = 30
8a12a2=308a - \frac{1}{2}a^2 = 30
16aa2=6016a - a^2 = 60
a216a+60=0a^2 - 16a + 60 = 0
(a6)(a10)=0(a - 6)(a - 10) = 0
a=6,10a = 6, 10
a=10a=10 は点Aのx座標である8を超えており、点Pは線分AB上にあるという条件に反するので、a=6a = 6
点Pの座標は (6,12(6)+4)=(6,3+4)=(6,1)(6, -\frac{1}{2}(6) + 4) = (6, -3 + 4) = (6, 1)

3. 最終的な答え

点Pの座標は (6, 1)

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