ある集会で、参加者が長いすに3人ずつ座ると4人が座れなくなる。4人ずつ座ると最後の長いすには3人が座ることになり、長いすが5脚あまる。このとき、参加者の人数を求める。

代数学方程式文章問題連立方程式
2025/5/31

1. 問題の内容

ある集会で、参加者が長いすに3人ずつ座ると4人が座れなくなる。4人ずつ座ると最後の長いすには3人が座ることになり、長いすが5脚あまる。このとき、参加者の人数を求める。

2. 解き方の手順

長いすの数を xx とします。
3人ずつ座ると4人が座れないので、参加者の人数は 3x+43x + 4 と表せます。
4人ずつ座ると、最後の長いすには3人が座り、5脚あまるので、実際に使われた長いすは x5x - 5 脚と最後の1脚の合計 x4x - 4 脚となります。
このうち、(x5)(x-5) 脚には4人ずつ座り、最後の1脚には3人座っているので、参加者の人数は 4(x5)+34(x - 5) + 3 と表せます。
したがって、次の等式が成り立ちます。
3x+4=4(x5)+33x + 4 = 4(x - 5) + 3
これを解くと、
3x+4=4x20+33x + 4 = 4x - 20 + 3
3x+4=4x173x + 4 = 4x - 17
4x3x=4+174x - 3x = 4 + 17
x=21x = 21
よって、長いすの数は21脚です。
参加者の人数は 3x+4=3×21+4=63+4=673x + 4 = 3 \times 21 + 4 = 63 + 4 = 67 人です。
また、4(x5)+3=4×(215)+3=4×16+3=64+3=674(x - 5) + 3 = 4 \times (21 - 5) + 3 = 4 \times 16 + 3 = 64 + 3 = 67 人でもあります。

3. 最終的な答え

67

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