ある中学校の昨年の生徒数は450人でした。今年は昨年と比べて、男性が4%増加し、女性が9%減少したので、全体として8人減少しました。今年の男性、女性の生徒数をそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章問題割合
2025/5/31

1. 問題の内容

ある中学校の昨年の生徒数は450人でした。今年は昨年と比べて、男性が4%増加し、女性が9%減少したので、全体として8人減少しました。今年の男性、女性の生徒数をそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、昨年の男性生徒数を xx 人、女性生徒数を yy 人とします。
昨年の生徒数の合計は450人なので、
x+y=450x + y = 450
今年の生徒数は、男性が4%増加し、女性が9%減少したので、男性生徒数は 1.04x1.04x 人、女性生徒数は 0.91y0.91y 人となります。
今年の生徒数の合計は昨年に比べて8人減少したので、450 - 8 = 442人です。したがって、
1.04x+0.91y=4421.04x + 0.91y = 442
この2つの式から連立方程式を解きます。
まず、最初の式から y=450xy = 450 - x を得ます。
これを2番目の式に代入すると、
1.04x+0.91(450x)=4421.04x + 0.91(450 - x) = 442
1.04x+409.50.91x=4421.04x + 409.5 - 0.91x = 442
0.13x=442409.50.13x = 442 - 409.5
0.13x=32.50.13x = 32.5
x=32.50.13=250x = \frac{32.5}{0.13} = 250
したがって、昨年の男性生徒数は250人です。
y=450x=450250=200y = 450 - x = 450 - 250 = 200
昨年の女性生徒数は200人です。
今年の男性生徒数は 1.04x=1.04×250=2601.04x = 1.04 \times 250 = 260
今年の女性生徒数は 0.91y=0.91×200=1820.91y = 0.91 \times 200 = 182

3. 最終的な答え

今年の男性生徒数: 260人
今年の女性生徒数: 182人

「代数学」の関連問題

$\sqrt{(a-1)^2} + \sqrt{(a-3)^2}$ の根号を外して簡単にせよ。ただし、以下の3つの場合について考える。 (1) $a \geq 3$ (2) $1 \leq a < 3...

絶対値根号場合分け式の計算
2025/6/3

与えられた式 $4x^4 - 16x^2 + 9$ を因数分解します。

因数分解多項式平方完成
2025/6/3

長さ40cmの針金を2つに切り、それぞれの針金を折り曲げて2つの正方形を作る。2つの正方形の面積の和を最小にするには、針金をどのように切ればよいか。また、その面積の和の最小値を求めよ。

二次関数最大・最小平方完成最適化
2025/6/3

与えられた式 $9x^4 + 5x^2 + 1$ を因数分解します。

因数分解多項式
2025/6/3

与えられた式 $x^4 + 4$ を因数分解します。

因数分解ソフィー・ジェルマンの恒等式多項式
2025/6/3

与えられた式 $x^4 - 6x^2 + 1$ を因数分解する問題です。途中までの計算として、$x^4 - 4x^2 + 1 - 2x^2$、$=(x^2 + 2x)(x^2 - 2x) + 1 - ...

因数分解多項式二次式
2025/6/3

与えられた2次関数 $y = \frac{1}{2}(x-3)^2 - 2$ のグラフの頂点の座標を求め、さらにグラフとして正しいものを3つの選択肢の中から選び出す問題です。

二次関数グラフ頂点放物線
2025/6/3

与えられた多項式 $x^3 - 2x^2 - 5x + 6$ の因数である1次式は、$x+3$ と $x-3$ のうちどちらか答えよ。

因数分解多項式因数定理
2025/6/3

与えられた多項式 $x^3 + 4x^2 + x - 6$ の因数である1次式が $x-1$ と $x-2$ のうちどちらであるかを判定する問題です。

因数定理多項式因数分解
2025/6/3

多項式 $P(x) = x^3 + 6x^2 + ax + 4a$ を $x+2$ で割った余りが $4$ であるとき、定数 $a$ の値を求めよ。

多項式剰余の定理因数定理代入
2025/6/3