3点 A(1, 1), B(5, -1), C(-3, -7) を通る円の方程式を求める。

幾何学円の方程式座標平面
2025/6/1

1. 問題の内容

3点 A(1, 1), B(5, -1), C(-3, -7) を通る円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおく。
この円が点 A, B, C を通るので、それぞれの点の座標を代入する。
点 A(1, 1) を代入すると、
12+12+l1+m1+n=01^2 + 1^2 + l \cdot 1 + m \cdot 1 + n = 0
2+l+m+n=02 + l + m + n = 0
l+m+n=2l + m + n = -2 (1)
点 B(5, -1) を代入すると、
52+(1)2+l5+m(1)+n=05^2 + (-1)^2 + l \cdot 5 + m \cdot (-1) + n = 0
25+1+5lm+n=025 + 1 + 5l - m + n = 0
5lm+n=265l - m + n = -26 (2)
点 C(-3, -7) を代入すると、
(3)2+(7)2+l(3)+m(7)+n=0(-3)^2 + (-7)^2 + l \cdot (-3) + m \cdot (-7) + n = 0
9+493l7m+n=09 + 49 - 3l - 7m + n = 0
3l7m+n=58-3l - 7m + n = -58 (3)
(2) - (1) より、
(5lm+n)(l+m+n)=26(2)(5l - m + n) - (l + m + n) = -26 - (-2)
4l2m=244l - 2m = -24
2lm=122l - m = -12 (4)
(3) - (1) より、
(3l7m+n)(l+m+n)=58(2)(-3l - 7m + n) - (l + m + n) = -58 - (-2)
4l8m=56-4l - 8m = -56
l+2m=14l + 2m = 14 (5)
(4)より、
m=2l+12m = 2l + 12 (6)
(6)を(5)に代入すると、
l+2(2l+12)=14l + 2(2l + 12) = 14
l+4l+24=14l + 4l + 24 = 14
5l=105l = -10
l=2l = -2
l=2l = -2 を (6) に代入すると、
m=2(2)+12=4+12=8m = 2(-2) + 12 = -4 + 12 = 8
l=2l = -2, m=8m = 8 を (1) に代入すると、
2+8+n=2-2 + 8 + n = -2
6+n=26 + n = -2
n=8n = -8
よって、円の方程式は x2+y22x+8y8=0x^2 + y^2 - 2x + 8y - 8 = 0 となる。
変形して、
(x1)21+(y+4)2168=0(x - 1)^2 - 1 + (y + 4)^2 - 16 - 8 = 0
(x1)2+(y+4)2=25(x - 1)^2 + (y + 4)^2 = 25

3. 最終的な答え

(x1)2+(y+4)2=25(x - 1)^2 + (y + 4)^2 = 25
あるいは
x2+y22x+8y8=0x^2 + y^2 - 2x + 8y - 8 = 0

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