(1) 点A(1,3)と直線lに関して対称な点Bの座標を求める。
点Bの座標を(x,y)とすると、線分ABの中点(2x+1,2y+3)は直線l上にあるので、 2(2x+1)−(2y+3)−4=0 2(x+1)−(y+3)−8=0 2x+2−y−3−8=0 2x−y−9=0 また、直線ABは直線lと垂直なので、直線ABの傾きは−21となる。 x−1y−3=−21 2(y−3)=−(x−1) 2y−6=−x+1 x+2y−7=0 連立方程式
2x−y−9=0 x+2y−7=0 を解く。
x=7−2yを2x−y−9=0に代入すると、 2(7−2y)−y−9=0 14−4y−y−9=0 x=7−2(1)=5 したがって、点Bの座標は(5,1)である。 (2) AP + PCが最小になる時の点Pの座標を求める。
点A(1,3)の直線lに関する対称点B(5,1)を求めたので、AP = BP。
したがって、AP + PC = BP + PCが最小になる点Pは、点Bと点Cを結ぶ直線と直線lとの交点である。
直線BCの方程式を求める。
直線BCの傾きは 3−55−1=−24=−2 直線BCの方程式は y−1=−2(x−5) y−1=−2x+10 2x+y−11=0 直線l: 2x−y−4=0と直線BC: 2x+y−11=0の交点を求める。 2x−y−4=0 2x+y−11=0 2式を足すと 4x−15=0 x=415 y=2x−4=2(415)−4=215−28=27 したがって、点Pの座標は (415,27)である。