$m, n$ は自然数とする。$m + n$ が素数であることは、$m, n$ がともに素数であるための何であるかを問う問題です。選択肢は、(1) 必要条件であるが十分条件ではない、(2) 十分条件であるが必要条件ではない、(3) 必要十分条件である、(4) 必要条件でも十分条件でもない、です。
2025/6/1
1. 問題の内容
は自然数とする。 が素数であることは、 がともに素数であるための何であるかを問う問題です。選択肢は、(1) 必要条件であるが十分条件ではない、(2) 十分条件であるが必要条件ではない、(3) 必要十分条件である、(4) 必要条件でも十分条件でもない、です。
2. 解き方の手順
: が素数である
: がともに素数である
(十分条件):
が素数ならば、 がともに素数である。
これは成り立ちません。例えば、 のとき、 で素数ですが、 は素数ではありません。
(必要条件):
がともに素数ならば、 が素数である。
これも成り立ちません。例えば、 のとき、 はともに素数ですが、 で素数です。しかし、 のとき、 はともに素数ですが、 で素数ではありません。
したがって、 が素数であることは、 がともに素数であるための必要条件でも十分条件でもありません。
3. 最終的な答え
(4) 必要条件でも十分条件でもない