10円硬貨、100円硬貨、500円硬貨がそれぞれ1枚ずつある。この3枚を同時に投げるとき、少なくとも1枚裏が出る確率を求める。

確率論・統計学確率硬貨場合の数
2025/6/1

1. 問題の内容

10円硬貨、100円硬貨、500円硬貨がそれぞれ1枚ずつある。この3枚を同時に投げるとき、少なくとも1枚裏が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

3枚の硬貨を投げたとき、起こりうるすべての組み合わせを考える。各硬貨は表か裏のどちらかが出るので、全部で 2×2×2=82 \times 2 \times 2 = 8 通りの組み合わせがある。
少なくとも1枚裏が出る確率を求めるには、すべての組み合わせから、すべて表が出る組み合わせを除けば良い。
3枚とも表が出る確率は、各硬貨が表を出す確率が 1/21/2 なので、
(1/2)×(1/2)×(1/2)=1/8(1/2) \times (1/2) \times (1/2) = 1/8となる。
したがって、少なくとも1枚裏が出る確率は、
1(1/8)=7/81 - (1/8) = 7/8となる。

3. 最終的な答え

7/8

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