(1)
Gは三角形ABCの重心なので、位置ベクトルの定義より、
OG=3OA+OB+OC が成り立つ。 ここで、Oを始点とする位置ベクトルで表したが、始点は任意に選んでよい。
この式を変形すると、
3OG=OA+OB+OC 0=OA−OG+OB−OG+OC−OG 0=GA+GB+GC よって、GA+GB+GC=0 が成り立つ。 (2)
(1)の結果より、GA+GB+GC=0 この式を変形すると、
AG=−(GA)=GB+GC AG=−(GA)=AB−AG+AC−AG 3AG=AB+AC よって、AB+AC=3AG が成り立つ。