ベクトルABとベクトルACの内積は、以下のように計算できる。
AB⋅AC=∣AB∣∣AC∣cos∠BAC 三角形ABCは直角三角形であるため、ピタゴラスの定理が使える可能性がある。
しかし、辺ACの長さが不明であるため、別の方法を考える。
ベクトルACは、ベクトルABとベクトルBCの和として表すことができる。
AC=AB+BC したがって、内積は以下のように書き換えられる。
AB⋅AC=AB⋅(AB+BC)=AB⋅AB+AB⋅BC AB⋅ABは、ベクトルの大きさの二乗に等しい。 ∣AB∣2=32=9 ABとBCは直角をなすので、内積は0になる。 AB⋅BC=0 したがって、AB⋅AC=9+0=9