2次不等式 $x^2 + 2mx + m + 2 > 0$ の解がすべての実数であるとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。代数学二次不等式判別式不等式二次関数2025/6/21. 問題の内容2次不等式 x2+2mx+m+2>0x^2 + 2mx + m + 2 > 0x2+2mx+m+2>0 の解がすべての実数であるとき、定数 mmm の値の範囲を求めよ。2. 解き方の手順与えられた2次不等式の解がすべての実数であるためには、2次方程式 x2+2mx+m+2=0x^2 + 2mx + m + 2 = 0x2+2mx+m+2=0 の判別式 DDD が D<0D < 0D<0 でなければならない。なぜなら、x2x^2x2 の係数は正なので、グラフは下に凸な放物線であり、常に正であるためには、xxx軸と交わらない、つまり実数解を持たない必要があるからである。まず判別式 DDD を計算する。D=(2m)2−4(1)(m+2)=4m2−4m−8=4(m2−m−2)D = (2m)^2 - 4(1)(m+2) = 4m^2 - 4m - 8 = 4(m^2 - m - 2)D=(2m)2−4(1)(m+2)=4m2−4m−8=4(m2−m−2)D<0D < 0D<0 となる条件を求める。4(m2−m−2)<04(m^2 - m - 2) < 04(m2−m−2)<0m2−m−2<0m^2 - m - 2 < 0m2−m−2<0(m−2)(m+1)<0(m - 2)(m + 1) < 0(m−2)(m+1)<0この不等式を解くと、mmm の範囲は −1<m<2-1 < m < 2−1<m<2 となる。3. 最終的な答え−1<m<2-1 < m < 2−1<m<2