まず、電荷Aが電荷Bから受ける力FABを計算する。クーロンの法則より、 FAB=krAB2qAqB ここで、k=9.0×109N⋅m2/C2、qA=1.0×10−6C、qB=−1.0×10−6C、rAB=0.10mである。 FAB=(9.0×109)(0.10)2(1.0×10−6)(−1.0×10−6)=−0.90N 負の値なので、AはBに引き寄せられる方向に力を受ける。つまり、右向きに0.90 N。
次に、電荷Aが電荷Cから受ける力FACを計算する。 FAC=krAC2qAqC ここで、qC=1.6×10−6C、rAC=0.20mである。 FAC=(9.0×109)(0.20)2(1.0×10−6)(1.6×10−6)=0.36N 正の値なので、AはCから反発される方向に力を受ける。つまり、左向きに0.36 N。
電荷Aが受ける合力Fは、F=FAB+FACである。ただし、符号に注意する。右向きを正とすると、 F=0.90N−0.36N=0.54N したがって、電荷Aは右向きに0.54 Nの力を受ける。