cos2x を 1−2sin2x で置き換えます。 sinx−cos2x=sinx−(1−2sin2x)=2sin2x+sinx−1 よって、ア = 2, イ = 1 です。
次に、2sin2x+sinx−1 を因数分解します。 2sin2x+sinx−1=(2sinx−1)(sinx+1) よって、ウ = 1, エ = 1 です。
sinx−cos2x=0 となる x の値を求めます。 (2sinx−1)(sinx+1)=0 2sinx−1=0 より sinx=21 なので、x=6π,65π sinx+1=0 より sinx=−1 なので、x=23π よって、0≤x≤2π において、sinx−cos2x=0 となる x の値は、小さい順に、6π,65π,23π であることがわかります。 オ = 6, カ = 5, キ = 6, ク = 3, ケ = 2
sinx−cos2x>0 となる x の範囲を求めます。 (2sinx−1)(sinx+1)>0 sinx+1≥0 より、sinx+1=0 となるのは x=23π のときのみなので、基本的に 2sinx−1>0 であれば条件を満たします。 2sinx−1>0 より、sinx>21 となる x の範囲は、6π<x<65π x=23π のとき、sinx=−1 であるので、(2sinx−1)(sinx+1)=(2(−1)−1)(−1+1)=0 となり、0 より大きくなりません。 したがって、6π<x<65π です。 よって、コ = 1 です。