関数 $y = x^2 + \frac{2}{x}$ の極小値とその時の $x$ の値を求める問題です。

解析学微分極値関数の増減二階微分
2025/6/2

1. 問題の内容

関数 y=x2+2xy = x^2 + \frac{2}{x} の極小値とその時の xx の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) まず、関数 yyxx で微分します。
dydx=2x2x2\frac{dy}{dx} = 2x - \frac{2}{x^2}
(2) 極値をとる xx を求めるために、dydx=0\frac{dy}{dx} = 0 となる xx を求めます。
2x2x2=02x - \frac{2}{x^2} = 0
2x=2x22x = \frac{2}{x^2}
x3=1x^3 = 1
x=1x = 1
(3) x=1x=1 のときに極小値をとることを確認するために、二階微分を計算します。
d2ydx2=2+4x3\frac{d^2y}{dx^2} = 2 + \frac{4}{x^3}
x=1x=1 のとき、d2ydx2=2+413=2+4=6>0\frac{d^2y}{dx^2} = 2 + \frac{4}{1^3} = 2 + 4 = 6 > 0 となるので、x=1x=1 で極小値をとります。
(4) x=1x=1 のときの yy の値を計算します。
y=12+21=1+2=3y = 1^2 + \frac{2}{1} = 1 + 2 = 3

3. 最終的な答え

関数 y=x2+2xy = x^2 + \frac{2}{x} は、x=1x = 1 のとき極小値 33 をとります。

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