連続する2つの奇数において、大きい方の奇数の平方から大きい方の奇数の2倍を引いた差が、連続する2つの奇数の積に等しくなることを証明する。

代数学整数代数的な証明因数分解式の展開等式
2025/6/2

1. 問題の内容

連続する2つの奇数において、大きい方の奇数の平方から大きい方の奇数の2倍を引いた差が、連続する2つの奇数の積に等しくなることを証明する。

2. 解き方の手順

連続する2つの奇数を 2n12n-12n+12n+1nnは整数)とおく。
大きい方の奇数は 2n+12n+1 である。
大きい方の奇数の平方から大きい方の奇数の2倍を引いた差は、
(2n+1)22(2n+1)(2n+1)^2 - 2(2n+1) と表せる。
これを展開して整理すると、
(2n+1)22(2n+1)=(4n2+4n+1)(4n+2)=4n21(2n+1)^2 - 2(2n+1) = (4n^2 + 4n + 1) - (4n + 2) = 4n^2 - 1
となる。
次に、連続する2つの奇数の積は (2n1)(2n+1)(2n-1)(2n+1) と表せる。
これを展開すると、
(2n1)(2n+1)=4n21(2n-1)(2n+1) = 4n^2 - 1
となる。
したがって、大きい方の奇数の平方から大きい方の奇数の2倍を引いた差と、連続する2つの奇数の積はどちらも 4n214n^2 - 1 となり、等しいことが示された。

3. 最終的な答え

連続する2つの奇数において、大きい方の奇数の平方から大きい方の奇数の2倍を引いた差は、連続する2つの奇数の積に等しい。

「代数学」の関連問題

2次方程式 $4x^2 + mx + 1 = 0$ が重解を持つように、定数 $m$ の値を定め、そのときの重解を求めよ。

二次方程式判別式重解
2025/6/4

2次方程式 $x^2 + (k-3)x + k = 0$ が2重解を持つような定数 $k$ の値を求め、そのときの2重解を求める。

二次方程式判別式重解解の公式
2025/6/4

与えられた3つの2次方程式の解の種類を判別式を用いて判別する。 (1) $4x^2 - 4x + 1 = 0$ (2) $x^2 + x + 2 = 0$ (3) $3x^2 - 2x - 4 = 0...

二次方程式判別式解の判別実数解虚数解
2025/6/4

与えられた数式の値を求める問題です。数式は以下の通りです。 $1 + \sqrt{\frac{x}{y}} - \frac{2}{\sqrt{\frac{y}{x}}} + \frac{1}{1 - ...

数式式の簡略化分数式代入
2025/6/4

与えられた4つの方程式を解きます。 (1) $x^2 + 3x + 4 = 0$ (2) $2x^2 + 5x + 4 = 0$ (3) $x^2 + 9 = 0$ (4) $3x^2 - 4x + ...

二次方程式解の公式複素数
2025/6/4

3次方程式 $x^3 - x^2 - 12x = 0$ を解き、小さい順に解を -(ア)、(イ)、(ウ) の形で答える。アには3、イには4が入力済み。

三次方程式因数分解方程式の解
2025/6/4

次の2つの方程式を解く問題です。 (1) $x^2 + 6x + 9 = 0$ (2) $4x^2 - 12x + 9 = 0$

二次方程式因数分解方程式
2025/6/4

与えられた3次式 $x^3 - 6x^2 + 11x - 6$ を因数分解してください。

因数分解三次式因数定理
2025/6/4

3次方程式 $x^3 - 2x^2 + x + 4 = 0$ を解く問題です。

方程式3次方程式因数分解解の公式複素数
2025/6/4

与えられた二次方程式を解の公式を用いて解きます。方程式は以下の3つです。 (1) $2x^2 + 5x + 1 = 0$ (2) $x^2 - 8x + 16 = 0$ (3) $2x^2 - 3x ...

二次方程式解の公式判別式複素数
2025/6/4