5本の平行線と、それらに交わる4本の平行線があるとき、これらの線によって作られる平行四辺形の総数を求める問題です。

幾何学組み合わせ平行四辺形図形数え上げ
2025/6/2

1. 問題の内容

5本の平行線と、それらに交わる4本の平行線があるとき、これらの線によって作られる平行四辺形の総数を求める問題です。

2. 解き方の手順

平行四辺形を作るためには、5本の平行線から2本を選び、4本の平行線から2本を選ぶ必要があります。
* 5本の平行線から2本を選ぶ組み合わせは、組み合わせの公式を用いて計算できます。これは 5C2{}_5C_2 と表されます。
* 4本の平行線から2本を選ぶ組み合わせも同様に、4C2{}_4C_2 と表されます。
これらの組み合わせの数をそれぞれ計算し、それらを掛け合わせることで、平行四辺形の総数を求めます。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10{}_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6{}_4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
平行四辺形の総数は 10×610 \times 6 で計算できます。

3. 最終的な答え

平行四辺形の総数は 10×6=6010 \times 6 = 60 個です。

「幾何学」の関連問題

曲線 $x^2 + xy + y^2 - 3 = 0$ 上の点で、原点から最も近い点と最も遠い点を求める問題です。

曲線距離最大・最小ラグランジュの未定乗数法
2025/6/3

$a$ を実数とする。3辺の長さが $a-1, a, a+1$ となる三角形が存在するとき、以下の問いに答える。 (1) $a$ の値の範囲を求めよ。 (2) この三角形が鈍角三角形となるときの $a...

三角形辺の長さ鈍角三角形余弦定理正弦定理外接円
2025/6/3

$\triangle OAB$ において、辺 $OA$ を $2:3$ に内分する点を $M$, 辺 $OB$ を $1:2$ に内分する点を $N$ とする。線分 $BM$ と $AN$ の交点を ...

ベクトル内分点一次独立ベクトルの線形結合
2025/6/3

$\triangle OAB$ において、辺 $OA$ を $2:3$ に内分する点を $M$、辺 $OB$ を $1:2$ に内分する点を $N$ とし、線分 $BM$ と $AN$ の交点を $P...

ベクトル内分線分の交点空間ベクトル
2025/6/3

6本の平行線と、それらに交わる7本の平行線によってできる平行四辺形の個数を求める問題です。

組み合わせ平行四辺形組み合わせ論
2025/6/3

円周上に異なる12個の点があります。これらの点のうち3個を頂点とする三角形は何個あるか答えなさい。

組み合わせ円周三角形組み合わせ
2025/6/3

直角三角形ABCにおいて、点PはAからBへ毎秒3cmで、点QはCからBへ毎秒2cmで移動します。点Pと点Qが同時に出発するとき、三角形PBQの面積が12 cm$^2$になるのは、出発してから何秒後かを...

三角形面積方程式移動
2025/6/3

円の中心をOとする円周上に点A, B, Cがある。角BOCが100度のとき、角BAC (x) の大きさを求める問題です。

円周角中心角角度
2025/6/3

方程式 $x^2 + 2mx + y^2 - 2(m+1)y + 3m^2 - 3m + 5 = 0$ が円を表すとき、$m$ の値の範囲を求める。

方程式平方完成不等式
2025/6/3

2地点A, Bから用水路を隔てた対岸の2地点C, Dを観測した結果、以下の値が得られた。 $AB = 20 m$ $\angle CAB = 90^\circ$ $\angle CBA = 45^\c...

三角比正弦定理余弦定理図形
2025/6/3