この問題は三角関数の合成に関する問題です。 与えられた関数 $y = 2\sin x + 2\cos x$ のグラフから、$a$ の値を求め、さらに三角関数の合成を利用して、$b$ と $c$ の正しい組み合わせを選択します。 また、$y = -2\sin x - 2\cos x$ を合成した結果を求める必要があります。

解析学三角関数三角関数の合成グラフ
2025/6/2

1. 問題の内容

この問題は三角関数の合成に関する問題です。
与えられた関数 y=2sinx+2cosxy = 2\sin x + 2\cos x のグラフから、aa の値を求め、さらに三角関数の合成を利用して、bbcc の正しい組み合わせを選択します。
また、y=2sinx2cosxy = -2\sin x - 2\cos x を合成した結果を求める必要があります。

2. 解き方の手順

(1) 図2から aa の値を読み取ります。
図2から a=2a = 2 であることがわかります。
(2) y=2sinx+2cosxy = 2\sin x + 2\cos x を三角関数合成します。
y=22+22sin(x+α)y = \sqrt{2^2 + 2^2} \sin (x + \alpha)
y=8sin(x+α)y = \sqrt{8} \sin (x + \alpha)
y=22sin(x+α)y = 2\sqrt{2} \sin (x + \alpha)
ここで、cosα=222=12\cos \alpha = \frac{2}{2\sqrt{2}} = \frac{1}{\sqrt{2}}sinα=222=12\sin \alpha = \frac{2}{2\sqrt{2}} = \frac{1}{\sqrt{2}} より、α=π4\alpha = \frac{\pi}{4}
したがって、y=22sin(x+π4)y = 2\sqrt{2} \sin (x + \frac{\pi}{4})
これより、b=22b = 2\sqrt{2}c=π4c = \frac{\pi}{4}
(3) y=2sinx2cosxy = -2\sin x - 2\cos x を三角関数合成します。
y=2(sinx+cosx)=22sin(x+π4)y = -2(\sin x + \cos x) = -2\sqrt{2}\sin(x + \frac{\pi}{4})

3. 最終的な答え

* I: 2
* オ: 1 (b = 222\sqrt{2}, c = π4\frac{\pi}{4})
* カ: 1 (22sin(x+π4) -2\sqrt{2} \sin(x + \frac{\pi}{4}) )

「解析学」の関連問題

与えられた関数 $f(x)$ に対して、指定された点 $a$ における微分係数 $f'(a)$ を求める問題です。4つの関数が与えられています。 (1) $f(x) = (x^2+1)^x$, $a=...

微分微分係数導関数対数微分逆三角関数
2025/6/4

逆三角関数の微分を行う問題です。具体的には以下の4つの関数を微分します。 (1) $y = \sin^{-1} 4x$ (2) $y = \cos^{-1} \frac{x}{5}$ (3) $y =...

微分逆三角関数合成関数の微分
2025/6/4

関数 $f(x) = x^2 \sin x$ の第 $n$ 階導関数を求める問題です。ただし、$\sin x$ の第 $n$ 階導関数が $\sin(x + \frac{n\pi}{2})$ であるこ...

導関数ライプニッツの公式三角関数微分
2025/6/4

関数 $f(x) = (x^2+1)^x$ が与えられています。$f'(2)$ の値を求めよ。

微分対数微分法合成関数の微分積の微分法
2025/6/4

与えられた逆三角関数の方程式を解き、$x$の値を求めます。 (1) $\sin^{-1}\frac{4}{5} + \sin^{-1}\frac{5}{13} = \cos^{-1}x$ (2) $\...

逆三角関数加法定理三角関数
2025/6/4

逆三角関数の方程式 $ \cos^{-1} x = -\sin^{-1} \frac{1}{3} $ を解く。

逆三角関数方程式三角関数
2025/6/4

関数 $f(x) = x^2 \sin 2x$ の第5次導関数 $f^{(5)}(x)$ が、 $f^{(5)}(x) = (32x^2 - 160) \cos 2x + 160x \sin 2x$ ...

導関数微分三角関数代入
2025/6/4

関数 $f(x) = \frac{1}{x+1}$ の第 $n$ 階導関数を求める問題です。

導関数微分関数の微分n階導関数
2025/6/4

## 回答

極限ロピタルの定理微分
2025/6/4

問題2の(1)の極限 $\lim_{x\to+0} x^x$ を求める問題です。

極限ロピタルの定理指数関数対数関数
2025/6/4