1. 問題の内容
与えられた数学用語の定義を、集合の記号、全称記号()、存在記号()などの論理記号を用いて記述します。
2. 解き方の手順
(1) 写像 (XからYへの写像):
写像とは、集合Xの各要素に対して、集合Yの要素をただ一つ対応させる規則のことです。
(2) 像 (はの部分集合):
これは、の要素に対する全体の集合を表します。
(3) 逆像 (はの部分集合):
これは、がに属するような全体の集合を表します。
(4) 全射:
写像 が全射であるとは、
such that
つまり、の任意の要素に対して、となるようなの要素が存在することです。
(5) 単射:
写像 が単射であるとは、
, if then
あるいは、
, if then
つまり、の異なる要素は、の異なる要素に対応することです。
(6) 収束列:
数列 が収束列であるとは、
such that such that
つまり、ある実数が存在して、任意の正の数に対して、より大きな全てのについて、との差がより小さくなるような自然数が存在することです。
3. 最終的な答え
(1) 写像 (XからYへの写像):
集合Xの各要素に対して、集合Yの要素をただ一つ対応させる規則
(2) 像 (はの部分集合):
(3) 逆像 (はの部分集合):
(4) 全射:
such that
(5) 単射:
, if then
(6) 収束列:
such that such that