1から10までの番号札が10枚あり、その中から1枚を選ぶとき、事象Aを「選んだ札の数が偶数であること」、事象Bを「選んだ札の数が5の倍数であること」とします。このとき、事象Aと事象Bが互いに排反であるかどうかを判定します。
2025/6/3
1. 問題の内容
1から10までの番号札が10枚あり、その中から1枚を選ぶとき、事象Aを「選んだ札の数が偶数であること」、事象Bを「選んだ札の数が5の倍数であること」とします。このとき、事象Aと事象Bが互いに排反であるかどうかを判定します。
2. 解き方の手順
まず、事象Aと事象Bがそれぞれどのような数の集合であるかを考えます。
* 事象A(偶数):{2, 4, 6, 8, 10}
* 事象B(5の倍数):{5, 10}
次に、事象Aと事象Bの両方が同時に起こるかどうかを確認します。つまり、AとBの共通部分を調べます。
AとBの共通部分は{10}であり、空集合ではありません。したがって、事象Aと事象Bは同時に起こりうる事象が存在します。
互いに排反であるとは、2つの事象が同時に起こりえないことを指します。つまり、2つの事象の共通部分が空集合である必要があります。今回は共通部分が{10}であるため、事象Aと事象Bは互いに排反ではありません。
3. 最終的な答え
排反でない