与えられた計算式 $8 = \sqrt{64} = \sqrt{2^6} = \sqrt{(-2)^6} = \sqrt{\{(-2)^3\}^2} = (-2)^3 = -8$ の中で、誤っている箇所を指摘し、その理由を述べる問題です。

代数学平方根計算式の評価絶対値
2025/6/3

1. 問題の内容

与えられた計算式 8=64=26=(2)6={(2)3}2=(2)3=88 = \sqrt{64} = \sqrt{2^6} = \sqrt{(-2)^6} = \sqrt{\{(-2)^3\}^2} = (-2)^3 = -8 の中で、誤っている箇所を指摘し、その理由を述べる問題です。

2. 解き方の手順

順番に等号が正しいかどうか検証します。
* ① 8=648 = \sqrt{64}:これは正しいです。64=8\sqrt{64} = 8 です。
* ② 64=26\sqrt{64} = \sqrt{2^6}:これも正しいです。64=2664 = 2^6 なので、64=26\sqrt{64} = \sqrt{2^6}
* ③ 26=(2)6\sqrt{2^6} = \sqrt{(-2)^6}:これも正しいです。26=(2)6=642^6 = (-2)^6 = 64 なので、26=(2)6\sqrt{2^6} = \sqrt{(-2)^6}
* ④ (2)6={(2)3}2\sqrt{(-2)^6} = \sqrt{\{(-2)^3\}^2}:これも正しいです。なぜなら、 (2)6=((2)3)2=(8)2=64(-2)^6 = ((-2)^3)^2 = (-8)^2= 64 だからです。
* ⑤ {(2)3}2=(2)3\sqrt{\{(-2)^3\}^2} = (-2)^3:これは誤りです。x2=x\sqrt{x^2} = |x| であり、常に正または0の値を取ります。したがって、{(2)3}2=(8)2=64=8\sqrt{\{(-2)^3\}^2} = \sqrt{(-8)^2} = \sqrt{64} = 8となるべきです。 (2)3=8(-2)^3 = -8 となるのは誤りです。正しくは {(2)3}2=23=(2)3=8\sqrt{\{(-2)^3\}^2} = |-2|^3 = |(-2)^3| = 8 となります。
* ⑥ (2)3=8(-2)^3 = -8:これは正しいです。(2)3=(2)×(2)×(2)=8(-2)^3 = (-2) \times (-2) \times (-2) = -8

3. 最終的な答え

誤っている箇所は⑤の等号です。{(2)3}2=(2)3\sqrt{\{(-2)^3\}^2} = (-2)^3 が誤りです。正しくは{(2)3}2=(2)3=8\sqrt{\{(-2)^3\}^2} = |(-2)^3| = 8 となるべきです。

「代数学」の関連問題

画像に示された数列の問題を解きます。具体的には、以下の3つの問題があります。 (7) $\sum_{k=1}^{n} 2k(3k+1)$ を計算する問題。 (8) 数列の第k項が$(2k-1)(3k-...

数列シグマ和の公式階差数列
2025/6/5

## 問題の解答

数列シグマ等差数列等比数列級数
2025/6/5

$a, b, c$ は相異なる実数である。数列 $\{x_n\}$ は等差数列で、最初の3項が順に $a, b, c$ であるとする。数列 $\{y_n\}$ は等比数列で、最初の3項が順に $c, ...

数列等差数列等比数列公差公比方程式
2025/6/5

$\sum_{k=1}^{5} (5k - 3)$ を、シグマ記号を使わずに展開し、その値を計算します。

シグマ数列計算
2025/6/5

$x = \frac{\sqrt{3}+1}{\sqrt{3}-1}$ , $y = \frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1}$ のとき、以下の式の値を求める。 (1) $x+y$ ...

式の計算無理数の計算展開因数分解対称式
2025/6/5

$(1.8)^n$ の整数部分が3桁以上の数となるような、最小の自然数 $n$ を求めよ。ただし、$\log_{10} 2 = 0.3010$、$\log_{10} 3 = 0.4771$ とする。

対数指数不等式常用対数
2025/6/5

問題は $x^3 + y^3$ と $x^5 + y^5$ を因数分解することです。

因数分解多項式
2025/6/5

与えられた方程式 $4\left(x + \frac{1}{2}\right)^2 - 7 = 0$ を解き、$x$ の値を求めます。

二次方程式平方根方程式の解法
2025/6/5

$x$ と $y$ はともに正の実数で、$xy=8$ を満たす。このとき、$(\log_2 x)^2 + (\log_2 y)^2$ の最小値とそのときの $x$ の値を求める。

対数最小値平方完成二次関数代数
2025/6/5

絶対値を含む方程式 $|3x + 1| = 5$ を解く問題です。

絶対値方程式一次方程式
2025/6/5