直角三角形ABCにおいて、$AB=2$, $BC=\sqrt{3}$, $AC=1$のとき、$\cos B$の値を求めます。

幾何学三角比直角三角形cosピタゴラスの定理
2025/3/27

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、AB=2AB=2, BC=3BC=\sqrt{3}, AC=1AC=1のとき、cosB\cos Bの値を求めます。

2. 解き方の手順

cosB\cos Bは、直角三角形において、斜辺分の隣辺で定義されます。
つまり、
cosB=ABBC\cos B = \frac{AB}{BC}
です。
問題文から、AB=2AB=2, BC=3BC=\sqrt{3}なので、cosB\cos B
cosB=32 \cos B = \frac{\sqrt{3}}{2}
となります。
ただし、この三角形が本当に直角三角形なのか確認する必要があります。ピタゴラスの定理が成り立つか確認します。AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2かどうか確認します。
AB2=22=4AB^2 = 2^2 = 4
AC2+BC2=12+(3)2=1+3=4AC^2 + BC^2 = 1^2 + (\sqrt{3})^2 = 1 + 3 = 4
AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2が成り立つので、この三角形は直角三角形であり、C=90\angle C = 90^\circです。
したがって、cosB\cos Bは、(隣辺)/(斜辺)(\text{隣辺}) / (\text{斜辺})なので、
cosB=BCAB=32 \cos B = \frac{BC}{AB} = \frac{\sqrt{3}}{2}

3. 最終的な答え

32\frac{\sqrt{3}}{2}

「幾何学」の関連問題

ベクトル $\vec{A}$ と $\vec{B}$ の外積 $\vec{A} \times \vec{B}$ の大きさは、$\vec{A}$ と $\vec{B}$ の間の角度が垂直な時に最大となる...

ベクトル外積角度最大値三角関数
2025/5/30

問題1では、接線と弦のつくる角の定理から、角度の関係、辺の比を求めます。問題2では、角の二等分線の性質とメネラウスの定理を用いて、線分の比を求めます。

接線と弦のつくる角角の二等分線メネラウスの定理相似線分の比
2025/5/30

三角形ABCとその外接円Kがあり、点Cにおける円Kの接線と直線ABの交点をDとする。AD = 9, CD = 6である。接線と弦の作る角の定理、相似な三角形の比などを用いて、問題文中の空欄ア、イ、ウ、...

幾何三角形接線外接円相似
2025/5/30

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ とする。$\tan \theta = \frac{\sqrt{6}}{3}$ のとき、$\sin \theta$ と $\cos ...

三角関数三角比tansincos角度
2025/5/30

## 1. 問題の内容

ベクトル外積空間ベクトル三角形の面積
2025/5/30

問題は大きく分けて2つあります。 * 問題I:三角関数の値を求める問題と、$\tan{\theta}$ の値から$\sin{\theta}$と$\cos{\theta}$の値を求める問題です。 *...

三角関数余弦定理三角形の面積角の二等分線
2025/5/30

問題は二つあります。 1つ目は、基本ベクトル $\mathbf{i}, \mathbf{j}, \mathbf{k}$ について、$\mathbf{i} \times \mathbf{j} - \ma...

ベクトル外積線形代数
2025/5/30

基本ベクトル $\mathbf{i}$, $\mathbf{j}$, $\mathbf{k}$ について、$(\mathbf{i} \times \mathbf{j}) \times \mathbf{...

ベクトル外積クロス積
2025/5/30

正八角形があり、その3つの頂点を結んで作られる三角形について、以下の条件を満たす三角形の個数を求めます。 (1) 正八角形と2辺を共有する三角形の個数 (2) 正八角形と辺を共有しない三角形の個数

多角形組み合わせ図形三角形
2025/5/30

直角三角形ABCにおいて、$AB=3$, $BC=1$, $\angle B = 90^\circ$とする。$\angle B$の二等分線と辺$AC$の交点を$D$とする。3点$A, B, D$を通る...

直角三角形角の二等分線の定理円周角の定理三平方の定理正弦定理
2025/5/30