図において、同じ印のついた角の大きさが等しいとき、$\angle x$ の大きさを求める問題です。$\angle D = 62^\circ$ が与えられています。

幾何学角度三角形内角外角
2025/7/30

1. 問題の内容

図において、同じ印のついた角の大きさが等しいとき、x\angle x の大きさを求める問題です。D=62\angle D = 62^\circ が与えられています。

2. 解き方の手順

まず、ABC\angle ABCACB\angle ACB をそれぞれ aa とします。三角形 ABCABC の内角の和は 180180^\circ なので、
x+a+a=180x + a + a = 180^\circ
x=1802ax = 180^\circ - 2a
次に、三角形 DBCDBC の内角の和は 180180^\circ なので、
62+a/2+a/2=18062^\circ + a/2 + a/2 = 180^\circ
62+a=18062^\circ + a = 180^\circ
a=18062=118a = 180^\circ - 62^\circ = 118^\circ
これを x=1802ax = 180^\circ - 2a に代入すると、
x=1802(118)x = 180^\circ - 2(118^\circ)
x=180236x = 180^\circ - 236^\circ
x=56x = -56^\circ
しかし、xx は角度なので、これはありえません。どこかで間違えている必要があります。
三角形 DBC で、DBC=ABC/2=a/2\angle DBC = \angle ABC/2 = a/2DCB=ACB/2=a/2\angle DCB = \angle ACB/2 = a/2
BDC=62\angle BDC = 62^\circ なので、三角形 DBC の内角の和は 180180^\circ より
62+a/2+a/2=18062^\circ + a/2 + a/2 = 180^\circ
62+a=18062^\circ + a = 180^\circ
a=118a = 118^\circ
三角形 ABC で、BAC=x\angle BAC = xABC=a\angle ABC = aACB=a\angle ACB = a なので、
x+a+a=180x + a + a = 180^\circ
x+2a=180x + 2a = 180^\circ
x=1802ax = 180^\circ - 2a
x=1802×118x = 180^\circ - 2 \times 118^\circ
x=180236=56x = 180^\circ - 236^\circ = -56^\circ
やはり計算がおかしい。
図をよく見ると、角 D は三角形 DBC の外角となっている。したがって、
62=a/2+a/262^{\circ} = a/2 + a/2
62=a62^{\circ} = a
三角形 ABC において、内角の和は 180 度より、
x+a+a=180x + a + a = 180^{\circ}
x+2a=180x + 2a = 180^{\circ}
x=1802ax = 180^{\circ} - 2a
x=1802(62)x = 180^{\circ} - 2(62^{\circ})
x=180124x = 180^{\circ} - 124^{\circ}
x=56x = 56^{\circ}

3. 最終的な答え

x=56\angle x = 56^\circ

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