曲線 $y = x^2 (x \ge 0)$ 上に点A、曲線 $y = \frac{1}{4}x^2 (x \ge 0)$ 上に点Bをとり、x軸上に点C, Dをとって長方形ACDBを作る。点Aのx座標を $t$ とするとき、以下の問いに答える。 (1) 点Bの座標を $t$ を使って表す。 (2) 長方形ACDBが正方形になるときの $t$ の値を求める。

幾何学座標平面二次関数長方形正方形方程式
2025/8/2

1. 問題の内容

曲線 y=x2(x0)y = x^2 (x \ge 0) 上に点A、曲線 y=14x2(x0)y = \frac{1}{4}x^2 (x \ge 0) 上に点Bをとり、x軸上に点C, Dをとって長方形ACDBを作る。点Aのx座標を tt とするとき、以下の問いに答える。
(1) 点Bの座標を tt を使って表す。
(2) 長方形ACDBが正方形になるときの tt の値を求める。

2. 解き方の手順

(1)
点Aの座標は、x座標が tt であり、曲線 y=x2y = x^2 上にあるため、座標は (t,t2)(t, t^2) である。
長方形ACDBであるため、点Bのy座標は点Aのy座標と同じである。
つまり、点Bのy座標は t2t^2 である。
点Bは曲線 y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 上にあるので、点Bのx座標を xx とすると、
t2=14x2t^2 = \frac{1}{4}x^2 となる。
x2=4t2x^2 = 4t^2 であり、x0x \ge 0 なので、x=2tx = 2t となる。
したがって、点Bの座標は (2t,t2)(2t, t^2) である。
(2)
長方形ACDBが正方形のとき、AC = CDとなる。
ACの長さは、点Aのy座標 t2t^2 に等しい。
CDの長さは、点Dのx座標から点Cのx座標を引いたものに等しい。
点Dのx座標は点Bのx座標に等しく、 2t2t である。
点Cのx座標は点Aのx座標に等しく、tt である。
したがって、CDの長さは 2tt=t2t - t = t となる。
正方形の条件AC = CDより、 t2=tt^2 = t となる。
t2t=0t^2 - t = 0
t(t1)=0t(t - 1) = 0
t=0t = 0 または t=1t = 1
t=0t = 0 のとき、正方形ACDBは点となるので、不適である。
したがって、t=1t = 1 である。

3. 最終的な答え

(1) 点Bの座標は (2t,t2)(2t, t^2)
(2) t=1t = 1

「幾何学」の関連問題

(1) 円Oにおいて、$\angle OAB = 25^\circ$, $\angle ACB = 40^\circ$であるとき、$\angle AOB = \theta$を求める問題。 (3) 円O...

中心角円周角方べきの定理
2025/8/2

三角形 ABC において、辺 AB 上に点 D, 辺 BC 上に点 E, 辺 CA 上に点 F があり、BD = 2, BE = 2, CE = 7, AD = 5 である。チェバの定理を用いて、CF...

チェバの定理三角形
2025/8/2

三角形ABEと三角形ABCの面積比を求める問題です。

三角形面積比相似
2025/8/2

三角形ABCの外心Oが与えられており、∠OCB = 60°、∠OAB = 10°である。このとき、∠OAC = αを求めよ。

幾何三角形外心角度
2025/8/2

対角線の長さがそれぞれ 7cm と 10cm で、その交わる角が 45°である四角形の面積を求めます。

面積四角形対角線三角関数sin
2025/8/2

円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=5, BC=4, CD=4, ∠B=60°である。 (1) ACの値を求めよ。 (2) ∠Dの値を求めよ。 (3) ADの値を求めよ。

四角形余弦定理内接角度
2025/8/2

半径1、中心角 $\frac{\pi}{3}$ の扇形OABがある。弧AB上に2点P,Q、線分OA上に点S、線分OB上に点Rを、四角形PQRSが長方形になるようにとる。 (1) $\angle AOP...

扇形長方形面積三角関数最大値
2025/8/2

底面の半径が $x$ cm、高さが9 cmの円錐の体積を $y$ cm$^3$とするとき、$y$ を $x$ の式で表しなさい。

円錐体積数式
2025/8/2

$\triangle ABC$ において、$\sin A = 2 \cos B \sin C$ が成り立つとき、$\triangle ABC$ の形状を求めよ。

三角形三角比正弦定理余弦定理形状判定二等辺三角形
2025/8/2

$sin\theta cos\theta = -\frac{1}{2}$ ($0^\circ < \theta < 180^\circ$)のとき、 (1) $sin\theta + cos\theta...

三角関数三角比sincos三角関数の相互関係
2025/8/2