ベクトル場 $A = 3x\hat{i} + xy^2\hat{j}$ が与えられたとき、その発散 (divergence) $div A$ を計算する問題です。

応用数学ベクトル場発散偏微分
2025/6/4

1. 問題の内容

ベクトル場 A=3xi^+xy2j^A = 3x\hat{i} + xy^2\hat{j} が与えられたとき、その発散 (divergence) divAdiv A を計算する問題です。

2. 解き方の手順

ベクトル場 A=Axi^+Ayj^A = A_x\hat{i} + A_y\hat{j} の発散は、次のように定義されます。
divA=Axx+Ayydiv A = \frac{\partial A_x}{\partial x} + \frac{\partial A_y}{\partial y}
ここで、Ax=3xA_x = 3x であり、Ay=xy2A_y = xy^2 です。
まず、AxA_xxx で偏微分します。
Axx=(3x)x=3\frac{\partial A_x}{\partial x} = \frac{\partial (3x)}{\partial x} = 3
次に、AyA_yyy で偏微分します。
Ayy=(xy2)y=2xy\frac{\partial A_y}{\partial y} = \frac{\partial (xy^2)}{\partial y} = 2xy
したがって、divAdiv A は次のようになります。
divA=3+2xydiv A = 3 + 2xy

3. 最終的な答え

divA=3+2xydiv A = 3 + 2xy

「応用数学」の関連問題

金属材料の抵抗率が与えられたとき、ヴィーデマン・フランツの法則を用いて、室温における熱伝導度を求める。

物理熱伝導電気抵抗ヴィーデマン・フランツの法則計算
2025/6/6

室温(300 K)におけるある金属材料の抵抗率が $1.7 \times 10^{-8} \ \Omega \cdot \text{m}$ であるとき、ヴィーデマン・フランツの法則を用いて、室温におけ...

物理熱伝導ヴィーデマン・フランツの法則電気抵抗率ローレンツ数
2025/6/6

Sを発射位置として、水平方向から45°の方向にボールを発射した場合と、30°の方向にボールを発射した場合の水平距離を比較し、その結果から言えることを選択肢から選ぶ問題です。

力学物理放物運動三角関数
2025/6/6

等温等積条件で平衡状態にある液体と気体の化学ポテンシャル$\mu_L$と$\mu_G$の関係を求める問題です。 ラグランジュの未定乗数法を使用します。

化学熱力学化学ポテンシャルラグランジュの未定乗数法
2025/6/6

等温等積条件で平衡状態にある液体と気体について、それぞれの化学ポテンシャル$\mu_L$と$\mu_G$の関係を求める問題です。

熱力学化学ポテンシャル相平衡ギブズエネルギー
2025/6/6

等温等積条件で平衡状態にある液体と気体について、それぞれの化学ポテンシャル $\mu_L$(液体)と $\mu_G$(気体)の間の関係を求める問題です。

熱力学化学ポテンシャル平衡状態ギブズエネルギー
2025/6/6

直径 $d = 30 \text{ mm}$、長さ $l = 500 \text{ mm}$ の円形断面軸の一端が固定されており、軸の中央から先端にかけて単位長さあたり $\tau = 300 \te...

材料力学ねじり積分断面二次極モーメント横弾性係数
2025/6/6

ベクトル $\mathbf{A} = \mathbf{i} + \mathbf{j} + 3\mathbf{k}$, $\mathbf{B} = \mathbf{i} - 2\mathbf{j} + ...

ベクトルベクトルの内積ベクトルの外積ラプラシアン
2025/6/6

直径 $d = 20 \text{ mm}$、長さ $l = 400 \text{ mm}$ の円形断面軸の一端が壁に固定されている。軸端に $T = 300 \text{ Nm}$ のトルクを作用さ...

力学材料力学ねじりトルク極断面二次モーメント横弾性係数単位変換
2025/6/6

ある船が川を $60 km$ 上るのに $5$ 時間、下るのに $3$ 時間かかった。このとき、以下の2つの問いに答える。 (1) この船の静水時の速さを求めなさい。 (2) この川の流れの速さを求め...

速度距離連立方程式文章問題
2025/6/6