(i) 3x2−20x+12 これは二次式なので、たすき掛けを利用して因数分解します。
3x2−20x+12=(3x+a)(x+b) となる a,b を見つけます。 3x2−20x+12=(3x−2)(x−6) これは、a3+b3=(a+b)(a2−ab+b2) の公式を利用します。 8x3+1=(2x)3+13 なので、a=2x, b=1 を代入します。 8x3+1=(2x+1)((2x)2−(2x)(1)+12) 8x3+1=(2x+1)(4x2−2x+1) (iii) x4+5x2−36 x2=t とおくと、t2+5t−36 となります。 t2+5t−36=(t+9)(t−4) t を x2 に戻すと、(x2+9)(x2−4) となります。 x2−4 はさらに因数分解できるので、(x2+9)(x+2)(x−2) となります。 (iv) x2+2xy−4x−6y+3 この式は少し複雑なので、整理して考えます。
x について整理すると、x2+(2y−4)x−6y+3 となります。 残念ながら、この式は簡単に因数分解できそうにありません。
別の方法を考えます。
x2+2xy−4x−6y+3=(x+a)(x+b)+c の形になるか試します。 しかし、この形にも当てはまりません。
式をよく見ると、x2+2xy−4x−6y+y2+4−y2−4+3 (x+y−2)2−(y2+6y+9)+8=(x+y−2)2−(y+3)2+8 (x+y−2)2−(y+3)2+8=(x+y−2+y+3)(x+y−2−y−3)+8=(x+2y+1)(x−5)+8 与えられた問題にミスがある可能性もあります。
問題文を再度確認し、もし問題文に誤りがないと仮定すると、因数分解はできません。
もしくは、複素数解を許容するのであれば、因数分解可能です。