図において、$AB$は円の直径である。点Aと点Bからそれぞれ弦が引かれ、点Cで交わっている。弦$AP$と$BP$が引かれ、$\angle APB = x$である。$\angle PAB = \angle PAC$、$\angle PBA = \angle PBC$のとき、$x$の値を求めよ。

幾何学円周角の定理角度三角形
2025/3/27

1. 問題の内容

図において、ABABは円の直径である。点Aと点Bからそれぞれ弦が引かれ、点Cで交わっている。弦APAPBPBPが引かれ、APB=x\angle APB = xである。PAB=PAC\angle PAB = \angle PACPBA=PBC\angle PBA = \angle PBCのとき、xxの値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、ABABが直径であることから、円周角の定理よりACB=90\angle ACB = 90^\circである。
CAB=a\angle CAB = aCBA=b \angle CBA = bとおくと、a+b+90=180a+b+90^\circ=180^\circより、
a+b=90a + b = 90^\circ
また、PAB=PAC=a/2\angle PAB = \angle PAC = a/2PBA=PBC=b/2 \angle PBA = \angle PBC = b/2となる。
三角形PABPABにおいて、内角の和は180180^\circなので、
PAB+PBA+APB=180\angle PAB + \angle PBA + \angle APB = 180^\circ
a/2+b/2+x=180a/2 + b/2 + x = 180^\circ
(a+b)/2+x=180(a+b)/2 + x = 180^\circ
90/2+x=18090^\circ/2 + x = 180^\circ
45+x=18045^\circ + x = 180^\circ
x=18045x = 180^\circ - 45^\circ
x=135x = 135^\circ

3. 最終的な答え

x=135x = 135^\circ

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