(1) 自由度9のカイ二乗分布において、上側確率が0.05となる値を $a_1$ とします。つまり、$\chi_9^2(0.05) = a_1$ を満たす $a_1$ を求めます。 (2) 自由度14のカイ二乗分布において、$P(\chi^2 > a_2) = 0.05$ を満たす $a_2$ を求めます。

確率論・統計学統計カイ二乗分布確率分布統計的推測
2025/6/5

1. 問題の内容

(1) 自由度9のカイ二乗分布において、上側確率が0.05となる値を a1a_1 とします。つまり、χ92(0.05)=a1\chi_9^2(0.05) = a_1 を満たす a1a_1 を求めます。
(2) 自由度14のカイ二乗分布において、P(χ2>a2)=0.05P(\chi^2 > a_2) = 0.05 を満たす a2a_2 を求めます。

2. 解き方の手順

これらの値は、カイ二乗分布表を用いて求めることができます。
(1) 自由度9のカイ二乗分布表で、上側確率が0.05となる値を探します。
(2) 自由度14のカイ二乗分布表で、上側確率が0.05となる値を探します。
これらの値は、統計ソフトや電卓などでも求めることができます。
カイ二乗分布表によると:
(1) 自由度9, 上側確率0.05に対応する値は 16.919 です。
(2) 自由度14, 上側確率0.05に対応する値は 23.685 です。

3. 最終的な答え

(1) a1=16.919a_1 = 16.919
(2) a2=23.685a_2 = 23.685

「確率論・統計学」の関連問題

母平均1、母標準偏差1の母集団から大きさ $n$ の無作為標本を抽出する。標本平均 $\overline{X}$ が0.9以上1.1以下である確率を、$n=100$, 400の場合について考察する。 ...

統計的推測標本平均正規分布確率
2025/6/6

箱の中に赤球が3個、白球が2個、黒球が1個入っている。この箱の中から球を取り出すとき、以下の確率を求める。 (7) 球を1個取り出すとき、取り出した球が白球である確率 (8) 同時に2個の球を取り出す...

確率組み合わせ事象
2025/6/6

1から6の目を持つさいころが与えられ、それぞれの目が出る確率が表に示されている。このさいころを3回振る。 (1) 1の目と6の目がそれぞれ1回だけ出る確率を求める。 (2) 出た目の数の積が12になる...

確率サイコロ組み合わせ期待値
2025/6/6

1つのサイコロを繰り返し投げ、出た目に応じて得点を定める。ルールAに従って、1回目、2回目、3回目の得点の確率や期待値、条件付き確率を求める。

確率期待値条件付き確率サイコロ
2025/6/6

2022年における47都道府県別のホテルと旅館の合計数のヒストグラムが与えられています。このヒストグラムのデータを箱ひげ図で表したものが、選択肢の0~3のどれであるかを答える問題です。

箱ひげ図ヒストグラムデータの解釈統計分析
2025/6/6

表2にあるグループAの道の駅の数の標準偏差に最も近い値を、選択肢から選びます。その後、グループAとグループBの標準偏差を比較して、どちらのデータの散らばり具合が大きいか、または等しいかを判断します。

標準偏差分散データの散らばり
2025/6/6

7枚のカード(1から7までの数字が書かれている)から5枚を選び、横一列に並べる問題を考える。 (1) 1, 2, 3, 4, 5 のカードを使って並べる場合、並べ方は全部で何通りあるか。 (2) 7枚...

順列組み合わせ場合の数
2025/6/6

平均 $\mu$、分散 $\sigma^2$ の母集団から無作為に抽出した $n$ 個の標本 $X_1, \dots, X_n$ があるとき、標本平均 $\overline{X}$ を $\overl...

標本平均期待値分散中心極限定理確率分布
2025/6/6

確率変数 $X$ は、確率 $p$ で $1$ をとり、確率 $1-p$ で $0$ をとる。ただし、$0 \le p \le 1$ である。このとき、以下の問いに答える。 (1) $X$ の期待値 ...

確率変数期待値分散確率関数ベルヌーイ分布
2025/6/6

確率変数 $X$ が、確率 $p$ で 1 をとり、確率 $1-p$ で 0 をとるとします。ただし、$0 \le p \le 1$ です。 (1) $X$ の期待値 $E[X]$ と分散 $V[X]...

確率変数期待値分散確率関数ベルヌーイ分布
2025/6/6