与えられた4つの方程式がそれぞれどのような図形を表すか答える問題です。これらの式はすべて $x^2 + y^2$ を含むので、円の方程式である可能性が高いです。

幾何学平方完成図形の方程式
2025/6/5

1. 問題の内容

与えられた4つの方程式がそれぞれどのような図形を表すか答える問題です。これらの式はすべて x2+y2x^2 + y^2 を含むので、円の方程式である可能性が高いです。

2. 解き方の手順

円の方程式を求めるには、平方完成を用いて与えられた方程式を (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 の形に変形する必要があります。ここで、(a,b)(a, b) は円の中心の座標、rr は円の半径です。
(1) x2+y26x2y+6=0x^2 + y^2 - 6x - 2y + 6 = 0
xxの項とyyの項をそれぞれ平方完成します。
(x26x)+(y22y)+6=0(x^2 - 6x) + (y^2 - 2y) + 6 = 0
(x26x+9)+(y22y+1)+691=0(x^2 - 6x + 9) + (y^2 - 2y + 1) + 6 - 9 - 1 = 0
(x3)2+(y1)2=4(x - 3)^2 + (y - 1)^2 = 4
これは中心(3,1)(3, 1)、半径22の円を表します。
(2) x2+y22x2y3=0x^2 + y^2 - 2x - 2y - 3 = 0
(x22x)+(y22y)3=0(x^2 - 2x) + (y^2 - 2y) - 3 = 0
(x22x+1)+(y22y+1)311=0(x^2 - 2x + 1) + (y^2 - 2y + 1) - 3 - 1 - 1 = 0
(x1)2+(y1)2=5(x - 1)^2 + (y - 1)^2 = 5
これは中心(1,1)(1, 1)、半径5\sqrt{5}の円を表します。
(3) x2+y2+6x+8y=0x^2 + y^2 + 6x + 8y = 0
(x2+6x)+(y2+8y)=0(x^2 + 6x) + (y^2 + 8y) = 0
(x2+6x+9)+(y2+8y+16)916=0(x^2 + 6x + 9) + (y^2 + 8y + 16) - 9 - 16 = 0
(x+3)2+(y+4)2=25(x + 3)^2 + (y + 4)^2 = 25
これは中心(3,4)(-3, -4)、半径55の円を表します。
(4) x2+y2+2y=0x^2 + y^2 + 2y = 0
x2+(y2+2y)=0x^2 + (y^2 + 2y) = 0
x2+(y2+2y+1)1=0x^2 + (y^2 + 2y + 1) - 1 = 0
x2+(y+1)2=1x^2 + (y + 1)^2 = 1
これは中心(0,1)(0, -1)、半径11の円を表します。

3. 最終的な答え

(1) 中心(3,1)(3, 1)、半径22の円
(2) 中心(1,1)(1, 1)、半径5\sqrt{5}の円
(3) 中心(3,4)(-3, -4)、半径55の円
(4) 中心(0,1)(0, -1)、半径11の円

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