三角形ABCにおいて、$b=3$, $c=\sqrt{3}$, $\angle A = 30^\circ$であるとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理余弦定理
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=3b=3, c=3c=\sqrt{3}, A=30\angle A = 30^\circであるとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いて辺aaの長さを求めます。
余弦定理より、
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos A
a2=32+(3)22(3)(3)cos30a^2 = 3^2 + (\sqrt{3})^2 - 2(3)(\sqrt{3})\cos 30^\circ
a2=9+36332a^2 = 9 + 3 - 6\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
a2=126332=12632=129=3a^2 = 12 - 6\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = 12 - 6 \cdot \frac{3}{2} = 12 - 9 = 3
a=3a = \sqrt{3}
次に、正弦定理を用いて外接円の半径RRを求めます。
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
3sin30=2R\frac{\sqrt{3}}{\sin 30^\circ} = 2R
312=2R\frac{\sqrt{3}}{\frac{1}{2}} = 2R
23=2R2\sqrt{3} = 2R
R=3R = \sqrt{3}

3. 最終的な答え

外接円の半径は3\sqrt{3}です。

「幾何学」の関連問題

3点A(2, 3), B(8, -5), C(-1, 7)が一直線上にあることを証明する問題です。

座標平面直線の傾き一直線上にある点の証明
2025/6/7

3点 A(-1, 2), B(5, -1), C(6, 1) が与えられている。 (1) 直線 AB の方程式を求める。 (2) 点 C と直線 AB の距離を求める。 (3) 三角形 ABC の面積...

座標平面直線の方程式点と直線の距離三角形の面積ベクトルの内積
2025/6/7

与えられた点と直線の距離を求める問題です。具体的には以下の2つの問題を解きます。 (1) 原点(0, 0)と直線 $2x - 3y + 6 = 0$ との距離を求める。 (2) 点(-2, 5)と直線...

点と直線の距離距離の公式座標平面有理化
2025/6/7

与えられた条件から直線の媒介変数表示を求める問題です。 (1) 点(1, 4)を通り、方向ベクトルが(2, 3)の直線 (2) 点(3, 5)を通り、方向ベクトルが(4, 0)の直線 (3) 2点A(...

ベクトル直線媒介変数表示座標
2025/6/7

$AB = AC$ である二等辺三角形$ABC$において、辺$BC$の中点を$M$とする。このとき、$AM \perp BC$ であることを証明する。

二等辺三角形合同垂直証明
2025/6/7

平行四辺形ABCDにおいて、$AB = \sqrt{3}$, $AD = 5$, $\angle{BAD} = 30^\circ$のとき、対角線ACの長さを求める。

平行四辺形余弦定理対角線の長さ三角比
2025/6/7

直線 $l: x - 2y + 1 = 0$ と点 $P(2, -1)$ について、以下の問いに答えます。 (1) 直線 $l$ の法線ベクトルを1つ求めます。 (2) 点 $P$ を通り、$l$ に...

ベクトル直線法線ベクトル媒介変数表示交点
2025/6/7

直線 $l$ の媒介変数表示が $x = 1 - 3t$, $y = -2 + 2t$ で与えられているとき、$x$ と $y$ の関係式で表された直線 $l$ の方程式を求める。

直線媒介変数表示方程式
2025/6/7

$\triangle ABC$ において、辺 $BC, CA, AB$ の中点をそれぞれ $L, M, N$ とする。任意の点 $O$ に対して、 $\vec{OA} + \vec{OB} + \ve...

ベクトル三角形中点ベクトル和
2025/6/7

$\triangle OAB$において、辺$OA$を$3:2$に内分する点を$C$、辺$OB$を$2:5$に内分する点を$D$とする。線分$AD$と線分$BC$の交点を$P$とする。$\vec{OA}...

ベクトル内分一次独立ベクトルの分解
2025/6/7