三角形ABCにおいて、$a=10$, $b=6\sqrt{2}$, $\angle C = 135^\circ$であるとき、この三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理余弦定理
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=10a=10, b=62b=6\sqrt{2}, C=135\angle C = 135^\circであるとき、この三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

外接円の半径を求めるために、正弦定理を利用します。しかし、まず、正弦定理を使うには、sinC\sin Cの値が必要です。
C=135C = 135^\circなので、
sinC=sin135=sin(18045)=sin45=22\sin C = \sin 135^\circ = \sin (180^\circ - 45^\circ) = \sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}
次に、余弦定理を用いて、ccの値を求めます。
c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab \cos C
cos135=22\cos 135^\circ = -\frac{\sqrt{2}}{2}なので、
c2=102+(62)22×10×62×(22)c^2 = 10^2 + (6\sqrt{2})^2 - 2 \times 10 \times 6\sqrt{2} \times (-\frac{\sqrt{2}}{2})
c2=100+72+120=292c^2 = 100 + 72 + 120 = 292
c=292=273c = \sqrt{292} = 2\sqrt{73}
正弦定理より、csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R (RRは外接円の半径)
2R=27322=4732=47322=21462R = \frac{2\sqrt{73}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{4\sqrt{73}}{\sqrt{2}} = \frac{4\sqrt{73}\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{146}
R=146R = \sqrt{146}

3. 最終的な答え

外接円の半径は146\sqrt{146}です。

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