縦$p$m、横$2p$mの長方形の土地の周りに幅$a$mの道路がある。道路の面積を$S$m$^2$, 道路の真ん中を通る線の長さを$l$mとする。 (1) $S$を$p, a$で表す。 (2) (1)で求めた$S$の式を$a$でくくり出す。 (3) $l$を$p, a$で表す。 (4) $S$を$a, l$で表す。

代数学長方形面積周の長さ文字式因数分解
2025/6/5

1. 問題の内容

ppm、横2p2pmの長方形の土地の周りに幅aamの道路がある。道路の面積をSSm2^2, 道路の真ん中を通る線の長さをllmとする。
(1) SSp,ap, aで表す。
(2) (1)で求めたSSの式をaaでくくり出す。
(3) llp,ap, aで表す。
(4) SSa,la, lで表す。

2. 解き方の手順

(1) 道路を含めた全体の長方形の縦の長さはp+2ap+2a、横の長さは2p+2a2p+2aである。道路の面積は、全体の長方形の面積から土地の面積を引いたものであるから、
S=(p+2a)(2p+2a)(p)(2p)S = (p+2a)(2p+2a) - (p)(2p)
=2p2+2ap+4ap+4a22p2= 2p^2 + 2ap + 4ap + 4a^2 - 2p^2
=6ap+4a2= 6ap + 4a^2
(2) (1)で求めたSSの式をaaでくくり出すと、
S=6ap+4a2=2a(3p+2a)S = 6ap + 4a^2 = 2a(3p+2a)
(3) 道路の真ん中を通る線の長さは、縦の長さがp+ap+a、横の長さが2p+a2p+aの長方形の周の長さに等しいから、
l=2(p+a)+2(2p+a)l = 2(p+a) + 2(2p+a)
=2p+2a+4p+2a= 2p+2a+4p+2a
=6p+4a= 6p + 4a
(4) (3)より、 l=6p+4al=6p+4aなので、 S=6ap+4a2=a(6p+4a)=alS = 6ap + 4a^2 = a(6p+4a) = al.

3. 最終的な答え

(1) S=6ap+4a2S = 6ap + 4a^2
(2) S=2a(3p+2a)S = 2a(3p + 2a)
(3) l=6p+4al = 6p + 4a
(4) S=alS = al

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