3次関数 $f(x) = x^3 + x^2 - 5x - 4$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) 関数 $f(x)$ の極大値と極小値、およびそれらをとる $x$ の値を求める。 (2) 曲線 $y=f(x)$ 上の点 $A(-2, f(-2))$ における接線の方程式 $y=g(x)$ を求める。 また、曲線 $y=f(x)$ と直線 $l$ の共有点のうち、点 $A$ 以外の点の座標を求める。 さらに、直線 $l$ と平行で、曲線 $y=f(x)$ と接する直線の方程式を求める。
2025/6/5
1. 問題の内容
3次関数 について、以下の問いに答える問題です。
(1) 関数 の極大値と極小値、およびそれらをとる の値を求める。
(2) 曲線 上の点 における接線の方程式 を求める。
また、曲線 と直線 の共有点のうち、点 以外の点の座標を求める。
さらに、直線 と平行で、曲線 と接する直線の方程式を求める。
2. 解き方の手順
(1) 関数 の導関数 を求めます。
となる を求めます。
の符号の変化を調べると、
で極大値をとる。
で極小値をとる。
(2) 点 における接線を求める。
より、
接線の方程式は より、
よって、
と の共有点を求める。
が解であるから、 で割り切れる。
点 以外の共有点の 座標は 。
よって、点 以外の共有点の座標は
直線 と平行な接線を求める。
は点 なので、 を考える。
接線の方程式は
3. 最終的な答え
(1) 関数 は のとき極大値 をとり、 のとき極小値 をとる。
(2) であり、点 以外の点の座標は である。また、求める直線の方程式は である。