三角形ABCにおいて、$a=10$, $b=6\sqrt{3}$, $\angle C = 30^\circ$ のとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円余弦定理正弦定理
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=10a=10, b=63b=6\sqrt{3}, C=30\angle C = 30^\circ のとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いて辺cの長さを求める。余弦定理は以下の通りである。
c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab\cos C
与えられた値を代入する。
c2=102+(63)22(10)(63)cos30c^2 = 10^2 + (6\sqrt{3})^2 - 2(10)(6\sqrt{3})\cos 30^\circ
c2=100+108120332c^2 = 100 + 108 - 120\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
c2=208120332=20812032=208180=28c^2 = 208 - 120\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = 208 - 120 \cdot \frac{3}{2} = 208 - 180 = 28
c=28=27c = \sqrt{28} = 2\sqrt{7}
次に、正弦定理を用いて外接円の半径Rを求める。正弦定理は以下の通りである。
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
R=c2sinCR = \frac{c}{2\sin C}
与えられた値を代入する。
R=272sin30R = \frac{2\sqrt{7}}{2\sin 30^\circ}
sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2}なので、
R=27212=271=27R = \frac{2\sqrt{7}}{2 \cdot \frac{1}{2}} = \frac{2\sqrt{7}}{1} = 2\sqrt{7}

3. 最終的な答え

272\sqrt{7}

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