三角形ABCにおいて、$a = 2\sqrt{3}$, $b = 2$, $c = 2$ であるとき、三角形ABCの外接円の半径を求める。

幾何学三角形外接円余弦定理正弦定理三角比
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=23a = 2\sqrt{3}, b=2b = 2, c=2c = 2 であるとき、三角形ABCの外接円の半径を求める。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を使って角Aを求める。余弦定理は以下の通りである。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc \cos{A}
与えられた値を代入する。
(23)2=22+22222cosA(2\sqrt{3})^2 = 2^2 + 2^2 - 2 \cdot 2 \cdot 2 \cdot \cos{A}
12=4+48cosA12 = 4 + 4 - 8 \cos{A}
12=88cosA12 = 8 - 8 \cos{A}
4=8cosA4 = -8 \cos{A}
cosA=48=12\cos{A} = -\frac{4}{8} = -\frac{1}{2}
cosA=12\cos{A} = -\frac{1}{2}となる角Aは、A=120A = 120^\circである。
次に、正弦定理を使って外接円の半径Rを求める。正弦定理は以下の通りである。
asinA=2R\frac{a}{\sin{A}} = 2R
a=23a = 2\sqrt{3}A=120A = 120^\circなので、sinA=sin120=32\sin{A} = \sin{120^\circ} = \frac{\sqrt{3}}{2}である。
2332=2R\frac{2\sqrt{3}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
2323=2R2\sqrt{3} \cdot \frac{2}{\sqrt{3}} = 2R
4=2R4 = 2R
R=2R = 2

3. 最終的な答え

外接円の半径は2である。

「幾何学」の関連問題

右図を利用して、 1. $sin 75^\circ$ の値を求める。

三角比加法定理角度sincos
2025/5/12

図形の体積を求める問題で、3つの考え方(ア、イ、ウ)と、それぞれに対応する計算式(1、2、3)が提示されています。正しい組み合わせを線で結びつける必要があります。

体積直方体計算
2025/5/12

平行四辺形ABCDにおいて、$AB = \sqrt{3}$、$AD = 5$、$\angle BAD = 30^\circ$のとき、対角線ACの長さを求める問題です。

幾何平行四辺形余弦定理
2025/5/12

与えられた立体の体積を求める問題です。立体は2つの直方体を組み合わせた形をしています。

体積直方体立体図形
2025/5/12

図に示す座標平面において、点A(4,9)、点B(-5,0)、点C(7,0)が与えられている。次の問いに答えよ。 (1) 直線ABの式を求めよ。 (2) 直線ACの式を求めよ。 (3) 点Dの座標を求め...

座標平面直線の式三角形の面積四角形の面積体積円錐
2025/5/12

ベクトル $\vec{a} = (1, 7)$ と $\vec{b} = (4, 3)$ のなす角 $\theta$ を求める問題です。

ベクトル内積角度
2025/5/12

高さが $1 \text{ cm}$ 増えると、体積がどれだけ増えるかを求める問題です。ただし、図形の種類が不明のため、体積の増加量を具体的に計算することができません。したがって、ここでは体積の増え方...

体積底面積増加量図形
2025/5/12

与えられた図形は点対称な図形である。 (1) 対応する2つの点を結んだ直線GCと直線BFはどこで交わるか。 (2) 対称の中心Oから対応する2つの点B, Fまでの長さはどうなっているか。

点対称図形対称の中心
2025/5/12

正方形、長方形、ひし形、平行四辺形について、線対称かどうか、線対称の場合の軸の数、点対称かどうかを調べて表を完成させる問題です。線対称な図形には○、そうでない図形には×を書き、線対称の場合は対称の軸の...

図形線対称点対称正方形長方形ひし形平行四辺形
2025/5/12

$\theta = \frac{7}{6}\pi$ のときの $\sin\theta$, $\cos\theta$, $\tan\theta$ の値を求める。

三角関数sincostanラジアン象限
2025/5/12