まず、2次元ベクトル場 F=P(x,y)i+Q(x,y)j の回転は以下のように定義されます。 rotF=∂x∂Q−∂y∂P (a) ベクトル場 F=−yi+2xj の回転を計算します。 P(x,y)=−y , Q(x,y)=2x なので、 ∂y∂P=−1 ∂x∂Q=2 したがって、
rotF=2−(−1)=3 (b) ベクトル場 −F=yi−2xj の回転を計算します。 P(x,y)=y , Q(x,y)=−2x なので、 ∂y∂P=1 ∂x∂Q=−2 したがって、
rot(−F)=−2−(1)=−3 (c) rotF と rot(−F) の関係を説明します。 rotF=3 rot(−F)=−3 したがって、
rot(−F)=−rotF これは、ベクトル場に-1をかけた場合、回転の向きが反転することを意味します。
F が xy 平面上のベクトル場なので、回転は z 軸方向の成分のみを持ちます。 rotF=3k rot(−F)=−3k