多項式 $P(x) = x^3 - x^2 - 4x + 4$ が与えられたとき、$x+1$ が $P(x)$ の因数であるかどうかを調べる。

代数学多項式因数定理因数分解
2025/6/6

1. 問題の内容

多項式 P(x)=x3x24x+4P(x) = x^3 - x^2 - 4x + 4 が与えられたとき、x+1x+1P(x)P(x) の因数であるかどうかを調べる。

2. 解き方の手順

因数定理を利用する。因数定理とは、多項式 P(x)P(x) に対して、xax-aP(x)P(x) の因数であるための必要十分条件は P(a)=0P(a) = 0 である、という定理である。
この問題では、x+1x+1 が因数であるかを調べたいので、x+1=x(1)x+1 = x - (-1) と考え、a=1a = -1 として、P(1)P(-1) を計算する。もし P(1)=0P(-1) = 0 であれば、x+1x+1P(x)P(x) の因数であり、P(1)0P(-1) \neq 0 であれば、x+1x+1P(x)P(x) の因数ではない。
P(x)=x3x24x+4P(x) = x^3 - x^2 - 4x + 4x=1x = -1 を代入する。
P(1)=(1)3(1)24(1)+4P(-1) = (-1)^3 - (-1)^2 - 4(-1) + 4
P(1)=11+4+4P(-1) = -1 - 1 + 4 + 4
P(1)=6P(-1) = 6
P(1)=60P(-1) = 6 \neq 0 であるため、x+1x+1P(x)P(x) の因数ではない。

3. 最終的な答え

因数でない

「代数学」の関連問題

3次方程式 $x^3 - 5x^2 + ax + b = 0$ が $3+2i$ を解に持つとき、実数の定数 $a$, $b$ の値と他の解を求める。

3次方程式複素数因数定理解の公式因数分解
2025/6/6

3次方程式 $x^3 - 5x^2 + ax + b = 0$ が解 $3 + 2i$ を持つとき、実数の定数 $a, b$ の値と他の解を求める。

3次方程式複素数解解と係数の関係
2025/6/6

与えられた連立方程式を解いて、$x$と$y$の値を求める問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $\begin{cases} \frac{3x+y}{3} - \frac{x-y}{2} = 2 \...

連立方程式方程式線形代数
2025/6/6

次の2次関数のグラフを書き、それぞれの放物線が上に凸か下に凸かを答える問題です。 (1) $y = 3x^2$ (2) $y = -3x^2$ (3) $y = \frac{1}{3}x^2$ (4)...

二次関数グラフ放物線上に凸下に凸
2025/6/6

次の連立方程式を解く問題です。 $\begin{cases} 2(x+y) - 3(x-4) = 6 \\ \frac{x}{2} - \frac{2y-4}{3} = 2 \end{cases}$

連立方程式一次方程式計算
2025/6/6

実数 $x, y$ が $x^2 + y^2 = 1$ を満たすとき、$x^2 + 4y$ の最大値と最小値を求め、それぞれの時の $x, y$ の値を求める。

最大値最小値二次関数不等式判別式
2025/6/6

放物線 $y = 2x^2 - 4x - 1$ を平行移動して放物線 $y = 2x^2 + 2x + 3$ に重ねるには、x軸方向にどれだけ、y軸方向にどれだけ平行移動すればよいか。

二次関数放物線平行移動平方完成頂点
2025/6/6

与えられた2次関数 $y = -2x^2 + 4x - 2$ のグラフの軸と頂点を求める問題です。

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/6

与えられた2次関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 - 3x - 7$ のグラフの軸と頂点を求める問題です。

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/6

与えられた二次関数 $y = 3x^2 + 4x + 2$ のグラフの軸と頂点を求める問題です。

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/6