与えられた式 $(\sqrt[3]{9} + \sqrt[3]{6} + \sqrt[3]{4})(\sqrt[3]{3} - \sqrt[3]{2})$ を計算せよ。

代数学因数分解式の計算累乗根
2025/6/6

1. 問題の内容

与えられた式 (93+63+43)(3323)(\sqrt[3]{9} + \sqrt[3]{6} + \sqrt[3]{4})(\sqrt[3]{3} - \sqrt[3]{2}) を計算せよ。

2. 解き方の手順

この問題は、因数分解の公式 a3b3=(ab)(a2+ab+b2)a^3 - b^3 = (a-b)(a^2+ab+b^2) を利用して解くことができる。
ここで、a=33a = \sqrt[3]{3}b=23b = \sqrt[3]{2} とすると、
a2=(33)2=323=93a^2 = (\sqrt[3]{3})^2 = \sqrt[3]{3^2} = \sqrt[3]{9}
ab=3323=323=63ab = \sqrt[3]{3} \cdot \sqrt[3]{2} = \sqrt[3]{3 \cdot 2} = \sqrt[3]{6}
b2=(23)2=223=43b^2 = (\sqrt[3]{2})^2 = \sqrt[3]{2^2} = \sqrt[3]{4}
したがって、与えられた式は a2+ab+b2a^2+ab+b^2aba-b の積の形になっている。
よって、
(93+63+43)(3323)=(33)3(23)3(\sqrt[3]{9} + \sqrt[3]{6} + \sqrt[3]{4})(\sqrt[3]{3} - \sqrt[3]{2}) = (\sqrt[3]{3})^3 - (\sqrt[3]{2})^3
=32= 3 - 2

3. 最終的な答え

11

「代数学」の関連問題

数列 $\{a_n\}$ の初項から第 $n$ 項までの和を $S_n$ とする。数列 $\{S_n\}$ は漸化式 $S_{n+1} = \frac{1}{2} S_n + 3^{n-1}$ $(n...

数列漸化式等比数列
2025/6/6

(5) $x^2 + x - 3$ で割ったとき、商が $x + 2$ で余りが $x$ であるような $x$ の多項式を求める。 (6) 多項式 $x^4 - ax^2 + 2x + b$ が $x...

多項式割り算因数定理剰余の定理
2025/6/6

連立方程式 $xy = 128$ $\frac{1}{\log_2 x} + \frac{1}{\log_2 y} = \frac{28}{45}$ を満たす実数 $x, y$ を考えます。ただし、$...

連立方程式対数二次方程式真数条件
2025/6/6

等比数列 $1, x, x+2, \dots$ が与えられているとき、$x$ の値を求めよ。

等比数列二次方程式因数分解
2025/6/6

2x2回転行列 $R(\theta) = \begin{pmatrix} \cos \theta & -\sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pm...

行列回転行列三角関数加法定理
2025/6/6

与えられた多項式の組に対して、割り算の問題(または因数分解の問題)を解く必要があると考えられます。画像には4つの問題があります。 (1) $2x^2 + 2x - 3$ を $x + 2$ で割る (...

多項式の割り算因数分解剰余の定理
2025/6/6

同じ太さの丸太を、一段上がるごとに1本ずつ減らして積み重ねる。ただし、最上段は1本とは限らない。125本の丸太を全部積み重ねる場合、最下段には最小限何本の丸太が必要か、また、その時の最上段は何本になる...

等差数列方程式約数整数問題
2025/6/6

与えられた7つの行列の行列式を計算する問題です。

行列式線形代数行列
2025/6/6

与えられた多項式の割り算の商と余りを求める問題、条件を満たす多項式を求める問題、与えられた式を簡単にする問題が出題されています。具体的には、以下の問題に取り組みます。 (1) $2x^2 + 2x -...

多項式の割り算因数分解分数式部分分数分解
2025/6/6

問題1の(3):多項式 $x-x^3$ を多項式 $-x-1+2x^2$ で割ったときの商と余りを求める。

多項式の割り算多項式余り
2025/6/6