くじSには5本中2本、くじTには7本中3本の当たりがある。SとTからそれぞれ1本ずつくじを引くとき、以下の確率を求める。 (1) 両方とも当たる確率 (2) くじSは当たって、くじTは外れる確率

確率論・統計学確率確率の計算独立事象
2025/6/6

1. 問題の内容

くじSには5本中2本、くじTには7本中3本の当たりがある。SとTからそれぞれ1本ずつくじを引くとき、以下の確率を求める。
(1) 両方とも当たる確率
(2) くじSは当たって、くじTは外れる確率

2. 解き方の手順

(1) 両方とも当たる確率
くじSが当たる確率は 25\frac{2}{5} である。
くじTが当たる確率は 37\frac{3}{7} である。
両方とも当たる確率は、それぞれの確率の積で求められる。
P(両方当たり)=P(S当たり)×P(T当たり)=25×37P(\text{両方当たり}) = P(\text{S当たり}) \times P(\text{T当たり}) = \frac{2}{5} \times \frac{3}{7}
(2) くじSは当たって、くじTは外れる確率
くじSが当たる確率は 25\frac{2}{5} である。
くじTが外れる確率は 47\frac{4}{7} である。
くじSが当たって、くじTが外れる確率は、それぞれの確率の積で求められる。
P(S当たり, T外れ)=P(S当たり)×P(T外れ)=25×47P(\text{S当たり, T外れ}) = P(\text{S当たり}) \times P(\text{T外れ}) = \frac{2}{5} \times \frac{4}{7}

3. 最終的な答え

(1) 両方とも当たる確率は、
25×37=635\frac{2}{5} \times \frac{3}{7} = \frac{6}{35}
(2) くじSは当たって、くじTは外れる確率は、
25×47=835\frac{2}{5} \times \frac{4}{7} = \frac{8}{35}
答え:
(1) 635\frac{6}{35}
(2) 835\frac{8}{35}

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