与えられた式 $6x^2 - xy - 12y^2 - x + 10y - 2$ を因数分解する。

代数学因数分解多項式二次式
2025/6/6

1. 問題の内容

与えられた式 6x2xy12y2x+10y26x^2 - xy - 12y^2 - x + 10y - 2 を因数分解する。

2. 解き方の手順

まず、与えられた式をxxについて整理する。
6x2(y+1)x(12y210y+2)6x^2 - (y+1)x - (12y^2 - 10y + 2)
次に、定数項 12y210y+212y^2 - 10y + 2 を因数分解する。
12y210y+2=2(6y25y+1)=2(2y1)(3y1)12y^2 - 10y + 2 = 2(6y^2 - 5y + 1) = 2(2y-1)(3y-1)
よって、与えられた式は
6x2(y+1)x2(2y1)(3y1)6x^2 - (y+1)x - 2(2y-1)(3y-1)
となる。
これを因数分解することを考える。
6x26x^2 の部分は 2x2x3x3x に分解されると考えられる。
2(2y1)(3y1)2(2y-1)(3y-1) の部分は (2y1)(2y-1)2(3y1)2(3y-1) または 2(2y1)2(2y-1)(3y1)(3y-1) などに分解されると考えられる。
(2x+ay+b)(3x+cy+d)(2x + ay + b)(3x + cy + d)の形に因数分解できると仮定する。
展開すると
6x2+(3a+2c)xy+acy2+(3b+2d)x+(ad+bc)y+bd6x^2 + (3a+2c)xy + acy^2 + (3b+2d)x + (ad+bc)y + bd
となる。
3a+2c=13a+2c = -1
ac=12ac = -12
3b+2d=13b+2d = -1
ad+bc=10ad+bc = 10
bd=2bd = -2
ここで、b=1,d=2b=1, d=-2 とすると、
3+2d=13+2d=-1より、2d=42d=-4 よって、d=2d=-2となる。
a(2)+c=10a(-2)+c = 10 より、2a+c=10-2a+c = 10となる。
3a+2c=13a+2c=-1であるので、4a+2c=20-4a+2c=20
したがって、7a=217a = -21より、a=3a=-3
c=10+2a=106=4c=10+2a = 10-6=4
ac=(3)(4)=12ac = (-3)(4) = -12
よって、(2x3y+1)(3x+4y2)(2x-3y+1)(3x+4y-2) となる。
展開して確認すると、
(2x3y+1)(3x+4y2)=6x2+8xy4x9xy12y2+6y+3x+4y2=6x2xy12y2x+10y2(2x-3y+1)(3x+4y-2) = 6x^2+8xy-4x-9xy-12y^2+6y+3x+4y-2 = 6x^2 - xy - 12y^2 - x + 10y - 2

3. 最終的な答え

(2x3y+1)(3x+4y2)(2x-3y+1)(3x+4y-2)

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