問題1は等差数列 $\{a_n\}$ に関するもので、 (1) $a_2 = 8$, $a_4 = 2$ を満たす数列の初項と公差を求める。 (2) この数列の初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ が最大となる $n$ を求める。 問題2は、分数で表された数列の和を計算する問題です。 $\frac{1}{1 \cdot 2} + \frac{1}{2 \cdot 3} + \frac{1}{3 \cdot 4} + \dots + \frac{1}{10 \cdot 11}$ を計算する。
2025/6/6
1. 問題の内容
問題1は等差数列 に関するもので、
(1) , を満たす数列の初項と公差を求める。
(2) この数列の初項から第 項までの和 が最大となる を求める。
問題2は、分数で表された数列の和を計算する問題です。
を計算する。
2. 解き方の手順
問題1
(1) 等差数列の一般項は で表される。ここで は初項、 は公差である。
この連立方程式を解く。
2つの式を引き算すると なので、
より、
(2) 和 が最大となるのは、 かつ となる である。
を満たす最大の整数 を求める。
よって、
問題2
という関係を利用する。
3. 最終的な答え
問題1
(1) 初項: 11, 公差: -3
(2)
問題2