1. 問題の内容
という数列において、の値を求める問題です。
2. 解き方の手順
この数列の逆数を考えると、となります。
からへの変化に注目すると、増えています。
等差数列であると仮定すると、公差はとなります。
したがって、はとなるはずです。
しかし、そうするととなり数列が成り立たないので、等差数列ではないと判断できます。
等比数列であると仮定すると、に何かをかけてになり、に同じものをかけてになるはずです。
かつ となるが存在するということです。
を に代入すると、 となります。
よって、 となります。
このとき、数列の逆数はとなり、等比数列となります。
元の数列はです。