関数 $y = ax + b$ において、$2 \le x \le 5$ のとき $-1 \le y \le 5$ となる。このとき、定数 $a$ と $b$ の値を求めよ。

代数学一次関数連立方程式不等式
2025/6/7

1. 問題の内容

関数 y=ax+by = ax + b において、2x52 \le x \le 5 のとき 1y5-1 \le y \le 5 となる。このとき、定数 aabb の値を求めよ。

2. 解き方の手順

aa の符号によって場合分けして考える。
(i) a>0a > 0 のとき
xx が増加すると yy も増加するから、x=2x=2 のとき y=1y=-1x=5x=5 のとき y=5y=5 となる。よって、
2a+b=12a + b = -1
5a+b=55a + b = 5
この連立方程式を解く。
(ii) a<0a < 0 のとき
xx が増加すると yy は減少するから、x=2x=2 のとき y=5y=5x=5x=5 のとき y=1y=-1 となる。よって、
2a+b=52a + b = 5
5a+b=15a + b = -1
この連立方程式を解く。
(i) a>0a > 0 の場合:
連立方程式を解く。
2a+b=12a + b = -1
5a+b=55a + b = 5
2番目の式から1番目の式を引くと、
3a=63a = 6
a=2a = 2
a=2a=2 を1番目の式に代入すると、
2(2)+b=12(2) + b = -1
4+b=14 + b = -1
b=5b = -5
a=2>0a = 2 > 0 なので、これは条件を満たす。
(ii) a<0a < 0 の場合:
連立方程式を解く。
2a+b=52a + b = 5
5a+b=15a + b = -1
2番目の式から1番目の式を引くと、
3a=63a = -6
a=2a = -2
a=2a=-2 を1番目の式に代入すると、
2(2)+b=52(-2) + b = 5
4+b=5-4 + b = 5
b=9b = 9
a=2<0a = -2 < 0 なので、これは条件を満たす。

3. 最終的な答え

a=2,b=5a = 2, b = -5 または a=2,b=9a = -2, b = 9

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